【日本選手権 女子走幅跳】
秦澄美鈴(シバタ工業)優勝
6m33 =大会新記録
調子もほどよく上がってきていたので、自己ベストを狙っていこうと試合に臨んでいた。跳躍自体は、ベストを跳べてもおかしくないくらいの状態だったのだが、踏み切りが合わなかったりタイミングが合わなかったりと、ばらついた跳躍が多かった印象がある。
「踏み切りを、(踏切)板にぴったり合わせる」というよりは、まずは「自分のベストな踏み切りができるベストの助走を定着させる」必要がある。今は、1本1本ばらつきがあったり、走りがおかしかったりという状態なので、その精度を上げていかなければならない。それができれば、踏み切りも合うようになっていくと思う。
今の自分としては、6m30台が一番「底」となる記録。自分のなかには、これからよくなっていくという手応えがあるので、記録は今後、どんどん伸びていくと思っている。
今季は、まずは6m50を上回ることが第一。それを越えたら、そこからポン・ポン・ポンと上がっていけるはず。まずは6m50という自分のなかの壁を突破したい。
また、オリンピックに出場したいという気持ちも、もちろんあるし、自己ベストを出したいという気持ちもすごくある。「自己ベストを出して、オリンピックの(参加)標準記録(6m82)を突破する」ということが、今年の目標になっている。
2021/03/18 JAAFメディアチーム
■第104回日本陸上競技選手権大会・室内競技
開催日:2021年3月17日(水)~18日(木)会場:大阪・大阪城ホール
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