■皆目見当がつかない ~男子50km競歩内定を争う選手たち~
男子50km競歩は鈴木雄介(富士通)、川野将虎(東洋大)が東京オリンピックに内定している。
残り1枠。
野田明宏(自衛隊体育学校)、荒井広宙(富士通)、丸尾知司(愛知製鋼)、小林快(新潟アルビレックス)、勝木隼人(自衛隊体育学校)と5人の50km競歩日本代表経験者たちがまだ東京オリンピック代表の座を得ていない。
また、藤澤勇(ALSOK)、松永大介(富士通)と20km競歩の日本代表経験者も50km競歩に取り組んでおり、残り1枠の代表の座を狙う争いは激しさを増している。
50kmの代表選考競技会は4月11日。スピードも求められる50km競歩の前哨戦として、誰が代表の座に近いのか注目!
■うかうかできない ~東京五輪内定3名を追う次世代ウォーカーの挑戦に注目の男子20km競歩~
男子20km競歩はすでに代表枠が残っていないため、20km競歩を主戦場とする選手は、次の国際大会が目標となる。東京オリンピック男子20km競歩の補欠にも入っている古賀友太(明治大/1:18:42)は、今シーズン5000m競歩・10000m競歩でも記録を伸ばしてきており、内定選手に対しどんなレースをするのか注目だ。
また、住所大翔(順天堂大/1:20:46)や石田昴(立命館大/1:21:25)ら、好記録を持つ大学生ウォーカ―らがトップウォーカーの仲間入りできるかも注目。下からの突き上げが男子20km競歩の層を厚くする!
日本代表になるためには世界でメダルを獲得できるレベルが必要になっている。今の大学生世代はこのことを当然のように思っているのかもしれない。ここまで切り開いてきた先頭を歩くトップ選手たちもうかうかできない。
・日本選手権20km競歩大会情報
https://www.jaaf.or.jp/competition/detail/1506/
・ライブ配信情報
https://www.jaaf.or.jp/news/article/14647/
・難しすぎる陸上クイズ -競歩編-これであなたも競歩マスターの仲間入り!
https://www.jaaf.or.jp/news/article/14642/
日本選手権競歩をもっと楽しむ5つのポイント
▶ポイント①東京2020オリンピック男女20km競歩・日本代表内定選手全5名が出場!!
▶ポイント②
一旦、記録は置いておき、まずは順位~日本選手権女子20km~
▶ポイント③
皆目見当がつかない~男子50km競歩内定を争う選手たち~/うかうかできない~東京五輪内定3名を追う次世代ウォーカーの挑戦に注目の男子20km競歩~
▶ポイント④
世界記録=日本記録が日本記録>世界記録に?~記録更新が期待される男子20km競歩~
▶ポイント⑤
知っておくと面白い競歩の見方