男子110mH 13秒36(-0.1)=大会タイ記録
金井大旺(ミズノ・福井)
1回目のスタートがやり直しになったので、自分が失格したのかな(注:金井選手は、昨年の日本選手権の準決勝で不正出発による失格を喫している)と思ったりもしたが、しっかり気持ちを切り替えて、レースをやることができたのでよかった。タイム的にはあまり良くないが、まずは勝つことが重要だと思っていたので、(優勝して)ホッとした。今季に向けては、トレーニングをしっかり基礎からやり直して、そのなかで気づいたこともあったので技術も改良してきた。それがうまくハマってきて、走りにもでてきている。まだ、さらに改良しようとしている部分もあるので、今後、しっかりと取り組んでいきたい。
(高山峻野選手という手強いライバルが存在するが)高山さんがいなければ、こういういろいろな挑戦をすることはなかったと思う。記録が非常に拮抗しているなかで競技をやっていることはすごく大きい。僕もそうだし、ハードルをやっている全員がそう感じていると思う。
来年の東京オリンピックに向けては、自分の集大成として悔いのないように終わりたいと思っている。自分のできる限りのことをやっていきたい。まずは全身の底上げをしなければいけないし、また技術的にももう少しできることもある。それらの微調整を、この冬にやっていきたい。
2020/10/03 JAAFメディアチーム
■第104回日本陸上競技選手権大会
開催日:2020年10月1日(木)~10月3日(土)会場:デンカビッグスワンスタジアム
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