男子400m 45秒94
伊東利来也(早稲田大・千葉)
憧れの舞台であった日本選手権で勝てたというのは、これまでに一番の喜び。一番嬉しかった記憶になるんじゃないかと思う。これまで、自分には順位というのが足りないものだと思っていたので、この大会に向けては、それをクリアしよう、優勝しようということを目標の一番に掲げて、監督と一緒に練習に取り組んできた。(2連覇中だった)ウォルシュ選手が(欠場で)いなくても、周りの選手みんながレベルの高いなかでやっているので、その点は特に意識せず、優勝を目指すのみだという気持ちで臨んでいた。
自分の持ち味は前半の走りだと思っているので、そこをうまく生かしつつ、最後にしっかりとスピードを落とさずに走ることを課題にしていた。その点はクリアすることができたように思う。
今季は、コロナウイルスの影響で普段通り練習ができず、いつも使えたグラウンドが使えず…という状況だったが、そういったなかで練習するにはどうしたらよいかということを、監督やコーチに相談して、また、自分のなかでも対策していくなかで心と身体について考える機会にもなった。それがうまく力に結びついたのかなと分析している。
これまでは、後半をどう走るかといったレースだったが、それがちょっと自分の皮が1つ剥けたように感じている。来年以降の一番の目標はオリンピック。東京オリンピックにどう出場して、どう戦うかということを見据えたシーズンになったと思う。
2020/10/02 JAAFメディアチーム
■第104回日本陸上競技選手権大会
開催日:2020年10月1日(木)~10月3日(土)会場:デンカビッグスワンスタジアム
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