男子棒高跳 5ｍ60
来間弘樹（ストライダーズAC・東京）
正直なところ優勝までできるとは思っていなかった。表彰台（3位）は狙っていて、あわよくば2位、本当にあわよくば優勝ができたら…という思いだったので、すごく嬉しい。今季は5ｍ42を跳んでいる。今日は（5ｍ）50は跳びたいなというのがあった。自己記録は5ｍ55。3年前に跳んで以降、一昨年ケガして、去年も振るわずにシーズンが終わって、やっと今年練習ができるようになってきて、やっと狙えるところまで来ていた。「そろそろ（5ｍ）50は跳んでおきたいな」と思っていたのだが、（その予想を上回って自己新記録となる5ｍ）60までハマってくれたのでよかった。
日本選手権は、これまで6位が最高だったので、まだ日本チャンピオンになった実感は全然ない。これから少しずつ湧いてくるのかなと思う。また、これまでは（5ｍ）70とか（5ｍ）80という高さが全然想像できなかったのだが、今回、5ｍ60を初めて跳んで（5ｍ）70に挑戦したことによって、これからは、練習でそれに向けてアプローチができる。それはとても大きいと思う。来年は（参加標準記録の5ｍ）80を跳ばないとオリンピックには出られない。(5ｍ)80を目指すとともに、アベレージを上げていきたい。
2020/10/02 JAAFメディアチーム
■第104回日本陸上競技選手権大会
開催日：2020年10月1日(木)～10月3日(土)会場：デンカビッグスワンスタジアム
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