2020.09.24(木)大会

【ポイント3】思わず見たくなる日本選手権「混成競技」の5つの魅力



【ライブ配信やります】9月26日(土)、27日(日)第104回日本陸上競技選手権大会・混成競技


3.意外と知らない!? ~競技中の選手の過ごし方〜

混成競技の選手は、2日間で競技を行う。当然、大会のスケジュールにもよるが、日本選手権のスケジュールでは、朝から夕方までずっと競技をしている印象を受ける。果たして選手は競技会中どのように過ごしているか疑問に思う人も少なくないだろう。


休憩時間について

まず、混成競技のルールとして、次の種目が開始するまでに30分の時間を空けることになっている。この30分間には、助走練習の時間や練習試技の時間も含まれているので競技会によっては、休憩時間は試技の順番待ちの僅かな時間という事も少なくない。ただ、混成選手も超人的な体力があるとは言え、極力無駄な体力の消耗は避けたいので、バー種目(走高跳や棒高跳)の後は比較的休憩時間がとれるため、横になったり、疲労によっては仮眠をとったりする選手もいる。


競技中の食事について

また、競技中の食事についても疑問が湧くところだろう。選手は競技の合間や試技順待ちなどを利用して摂取している。摂取するものは、ゼリーや栄養補助食品といった捕食系を中心に準備する選手もいれば、おにぎりやバナナ、お団子などの固形物をしっかりととる選手と様々である。とにかく大切なことは、エネルギー切れで動けないという事が避けられるかどうかである。

また、脱水にも気を付けて沢山水分を取っていて、多い選手だと2Lのペットボトルを2本くらい軽く消費する。

混成競技者は、競技場にくる際、競技用具や着替えを入れた大きなカバンに加え、クーラーボックスを持参してくることを良く目にする。ちなみに、種目ごとのスパイク(シューズ)が異なるため、十種競技で6~10足、七種競技で5~7足のシューズを持参する。加えて、棒高跳用ポール(5本前後)やヤリも運搬するなど準備の面でも他の種目とは一味違う。


写真提供:月刊陸上競技




【ライブ配信やります】9月26日(土)、27日(日)第104回日本陸上競技選手権大会・混成競技


■第104回日本陸上競技選手権大会・混成競技 大会ページ
 https://www.jaaf.or.jp/competition/detail/1533/

■難しすぎる陸上クイズ‐混成競技編‐
 https://quiz-maker.site/quiz/play/otwb0K20200511230607

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