1.主導権を握るのは誰か
先頭集団
ドーハ世界陸上金メダルの山西利和(愛知製鋼)、日本選手権5連覇中の髙橋英輝(富士通)、世界競歩チーム選手権金メダルの池田向希(東洋大)、3大会連続オリンピック出場を目指す藤澤勇(ALSOK)。この4名がレースの中心になるのではないか。そして、1月の元旦競歩で復調の兆しを見せたリオ五輪7位の松永大介(富士通)、参加標準記録(1時間21分00秒)を突破している古賀友太(明治大)と諏方元郁(よつば森林組合)も先頭集団でレースを進めるかもしれない。先頭集団の顔ぶれに注目。
中心選手
選手はどんなレースプランを描いているのか。周りを気にせず自分のペースで進めるのか、周りの様子を見ながらレースを進めるのか。今の日本競歩のレベルは思い描いたレースができるほど力の差は無いように思える。
「自分のレース」を誰ができるのか。誰が「自分のレース」をしたのかフィニッシュするまでわからないかもしれない。
誰のレースプランでレースが進んでいくのか注目。
写真提供:フォート・キシモト
日本選手権20km競歩を楽しむ5つのポイント
▶ポイント1:主導権を握るのは誰か▶ポイント2:レースが動く瞬間
▶ポイント3:残り1枠をかけた50km競歩日本代表の前哨戦
▶ポイント4:東京2020オリンピック女子20km競歩日本代表に王手
▶ポイント5:知っておくと面白い競歩の見方
▶【ライブ配信やります】東京オリンピック日本代表をかけた戦い!2月16日(日)第103回日本陸上競技選手権大会 男子・女子20km競歩