2.レースが動く瞬間
時速16km超え
最初の5kmの先頭集団の動きと通過タイムを見ると、後半の展開が見えてくる。
5kmの通過タイムで19分30秒を切ってきたら、ハイペースでどこまでいけるかというサバイバルレースに。20分をちょっと切る程度のペースであれば、中盤から後半にかけて、どこかで大きくペースアップすることに。
近年はハイペースでレースが進み、その中でさらにハイペースで仕掛けるというレースが続いている。誰がどこで仕掛けるのか。仕掛けるときのペースは1km3分40~45秒まであがる、その速さに注目。
誰の仕掛けが成功するのか
代表の座を狙う選手は、仕掛ける準備と、仕掛けれたときの対策をしている中での戦い。誰が最初に仕掛けるのか。どこで仕掛けたら成功するのか。
また、1kmのラップタイムではわからないペースの上げ下げの駆け引きもある。1kmのラップタイムは変わっていないのに集団に動きがあるときは1周1kmの中で駆け引きが行われていることも。何キロ地点でレースが動くのか注目。
写真提供:フォート・キシモト
日本選手権20km競歩を楽しむ5つのポイント
▶ポイント1:主導権を握るのは誰か▶ポイント2:レースが動く瞬間
▶ポイント3:残り1枠をかけた50km競歩日本代表の前哨戦
▶ポイント4:東京2020オリンピック女子20km競歩日本代表に王手
▶ポイント5:知っておくと面白い競歩の見方
▶【ライブ配信やります】東京オリンピック日本代表をかけた戦い!2月16日(日)第103回日本陸上競技選手権大会 男子・女子20km競歩