2019.10.02(水)大会

【ドーハ世界選手権】デイリーハイライト(Day5)



ウォルシュ、男子400mで日本歴代4位の45秒14! 着順で準決勝へ

男子走高跳は、予選突破ならず


10月1日で、ちょうど折り返し点となる大会第5日を迎えたドーハ世界選手権。この日は、4種目の決勝と、1種目の準決勝、5種目の予選が行われました。

日本勢は、男子400m予選にウォルシュジュリアン選手(富士通)が出場。男子走高跳の予選には、戸邉直人選手(JAL)と衛藤昂選手(味の素AGF)に加えて、大会直前のインビテーションで急きょ出場が決まった佐藤凌選手(東日印刷)が挑みました。

男子400m予選は、全6組で行われ、準決勝進出は、上位3着+6の条件で行われました。日本のウォルシュ選手は、2組目に登場。8レーンに入ったウォルシュ選手は、序盤からよいペースでレースを展開。ホームストレートに入ってから、トップを行く2011年世界選手権、2012年ロンドンオリンピック覇者で今季44秒47のKirani James選手(グレナダ)、今季44秒40をマークしているVernon Norwood選手(アメリカ)を追い上げ、Norwood選手をかわして2着でフィニッシュ。着順での準決勝進出を決めました。この種目での準決勝進出は、2013年モスクワ大会の金丸祐三選手(大塚製薬)以来となります。また、ウォルシュ選手がマークした45秒14は、9月1日にマークした45秒21を上回る自己新記録。日本歴代では6位から4位にジャンプアップしました。男子400m準決勝は、翌10月2日の20時35分(日本時間10月3日2時35分)から行われます。

16時50分から競技が開始された男子走高跳予選は、A・B2組に分かれて行われ、A組に佐藤選手、B組に戸邉選手と衛藤選手が振り分けられ、予選通過記録2m31に挑戦しました。

A組の佐藤選手は、最初の高さとなった2m17は3回目のクリアでしたが、次の2m22は2回目に越え、続いて2m26に挑戦。しかし、これをクリアすることはならず、組12位、全体22位という結果となりました。
B組では、戸邉選手が第1跳躍者、衛藤選手は第6跳躍者という順番で、2人は最初の2m17は、ともに1回でクリアしました。続く2m22は、戸邉選手は1回で成功させましたが、衛藤選手はこの高さのクリアがならず。組12位、全体25位で競技を終えました。その後、バーは2m26に上がりましたが、戸邉選手は、踏み切り位置にばらつきが見られ、この高さを攻略するのに3回もの跳躍を要してしまいました。続く2m29でも2回失敗。ここで2m29を成功していれば形勢が変わる状況でしたが、クリアすることはかなわず記録は2m26に。組7位、全体14位にとどまりました。

最終的に決勝へ進出することができたのは、2m29をクリアした10選手に加え、2m17と2m22を1回で跳び、2m26を2回目に成功していた2選手まで。日本勢にとっては、悔しい結果となりました。

大会後半に突入する10月2日からは、右代啓祐選手(国士舘クラブ)が出場する男子十種競技がスタート。第1日めの5種目が行われます。また、男子110mH準決勝には高山峻野選手(ゼンリン)が、男子400m準決勝にはウォルシュ ジュリアン選手(富士通)が、それぞれ決勝進出を懸けて挑むほか、女子円盤投と女子5000mの予選も行われます。大会に関する情報は、世界選手権特設サイト( https://www.jaaf.or.jp/wch/doha2019/ )、日本陸連公式Twitterを、ご参照ください。




 文:児玉育美(JAAFメディアチーム)
写真提供:フォートキシモト


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