男子5000m 1位 14分21秒52
服部弾馬選手(トーエネック・愛知)
優勝の実感はまだない。この1年間はすごく苦しい1年だった。大学(東洋大)のときはトップ選手と言われながら、実業団に行ってからは「実業団の壁」を感じるなかで、この1年間を過ごしてきた。その苦しい思いがやっとここで晴れたことは、すごく自分のなかで大きな1歩になったのではないかなと思う。
(最後のラストスパートが効いたのは)今年のニューイヤー駅伝の1区で、ラスト10mのところで抜かれてしまったのだが、その悔しさが、ここで生きたのかなと思う。
日本のトップ選手が集まるこのレースで勝てたことで、自分もやっとトップ選手の仲間入りができたのかなと思う。トップになったことに驕らず、これからも練習していきたい。自分の一番の目標は東京オリンピックに出ること。今日、1位になれたことは、そこに向かっての大きな結果になったと思う。
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■第102回日本陸上競技選手権大会
開催日:2018年6月22日(金)~24日(日)
会場:山口・維新百年記念公園陸上競技場
第102回日本陸上競技選手権大会特設サイトはこちら
http://www.jaaf.or.jp/jch/102/