世界陸上財団は、東京2025世界陸上の開催にあたり、東京都を通じて受け入れる宝くじ販売収益金を活用し、大会で使用する物品の購入や設備の設置工事などを行いました。大会終了後に大会レガシーとして有効活用を図るため、購入した物品は都内のスポーツ施設や都立学校に譲渡したほか、選手が利用するウォームアップ会場・練習会場に設置した設備についても、大会後、当該施設での後利用を図りました。
競技会場等で使用された競技用備品(投てき器具、ハードルなど)、ウェイトトレーニング用品(スクワットラックなど)、医療用備品(車いすなど)については、地域スポーツの振興に貢献することを目的として、都立スポーツ施設や都立学校での有効活用を図りました。施設に対して円滑に備品の引渡しを進めるため、東京都等と連携を図り、早い段階から後利用のニーズを把握した上で、大会終了後速やかに各施設への配送を行いました。
この取組の結果、有効活用される競技用備品・医療用備品は合計1,468点、施設数は都立スポーツ施設16施設、都立学校77校に上ります。大会で選手等が実際に使用した競技用備品等がスポーツ施設や学校で広く活用され、地域スポーツの振興や施設利用者の安全確保に貢献することが期待されます。
代々木公園陸上競技場には、これまで落雷を誘導する避雷針が設置されていましたが、会場内に建物が少ない陸上競技場において、選手や関係者がより安全に施設を利用できるよう、落雷の発生を抑制する避雷設備を新たに8基設置しました。本設備は大会終了後も引き続き当該箇所に設置することにより、これまで以上に利用者の安全確保が図られることが期待されます。
選手の練習会場として大井ふ頭中央海浜公園陸上競技場を利用するにあたり、陸上競技場の器具庫をウエイトトレーニングルームとして使用しました。選手や関係者の健康で快適な施設環境を確保するため、ウエイトルームに置き型業務用エアコン3台を設置しました。設置したエアコンは大会終了後、大井ふ頭中央海浜公園内で引き続き活用しています。これにより、公園の利用者の快適な施設環境の整備が図られることが期待されます。
これらの取組には、宝くじの販売収益金を財源とした東京都の負担金が活用されています。
宝くじの販売収益金の詳細については、宝くじ情報|東京都財務局をご覧ください。