
【男子3000m障害物】
青木涼真(Honda・東 京)
優勝
8分18秒63<アジア大会内定>
状態がかなり良かったので、正直、もうちょっと楽にレースを進められるかと思っていたのだが、みんなここでタイム(アジア大会派遣設定記録)を切らなければならないということもあり、全員がそこに乗っかっていく展開となった。
早い段階で4~5人の戦いになるかと思ったら、最初の1000mくらいまで集団が流れたことで、“あまりいいように走れなかった(序盤)1000m”というか…。そこでちょっと力を使ってしまって、2000m、3000mのなかでの伸びがあまりなかったと思う。そのなかでも、しっかりとスパートに対応しきって勝てたことで、今までの自分より一段階上のレースができたのかなと思う。
(競り合いとなった最後の)余裕は、ほどほどという状態だった。自信はあったけれど、いろいろなことが頭のなかに浮かんでいたので無心という状態まではいけていなくて(笑)、「このままじゃまずい」とフィニッシュは、見様見真似のトルソー(腕を突き出してフィニッシュする)をやってみた(笑)。ただ、逆に、いろいろ考えていたからこそ、(その判断に)たどり着いたともいえる。自分は、スイッチを切った走りというか、野性味のある走りができないことがウイークポイントだと思っているので、そこに近い動きができたことは、よかったのかなと思う。
今大会で3連覇。連覇に関しては、終わった以上はただの結果でしかないと思っている。次は4連覇がついて回るが、1戦1戦優勝を目指してやっていくなかでのこの形。三浦くん(龍司、SUBARU、日本記録保持者)がいないというのもあるけれど、そのなかで自分のポジションをしっかり確保できているのは、群雄割拠の3000障害のなかでは、ある程度、評価してもらえる部分なのかなと思う。
アジア大会に関しては、昨年の東京世界陸上に出られなくて、非常に悔しい思いをしていたので、なんとしても自分が世界で戦うためのステップにしたいと狙っていた。ここからまた、アジア、世界と、自分の主戦場を世界に戻せたらいいなと思っている。
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