

マラソン年間王者決定戦「マラソングランドチャンピオン(MGC)シリーズ2025-26」の女子グレード1(G1)に指定される「第45回大阪国際女子マラソン大会」が1月25日(日)、大阪市のヤンマースタジアム長居を発着点とする大阪国際女子マラソンコースで行われる。
一昨年は前田穂南(天満屋)が2時間18分59秒と日本記録を更新。前回大会は、パリオリンピック6位入賞の鈴木優花(第一生命グループ)を、小林香菜(大塚製薬)が終盤に逆転して日本人トップとなる快走を見せた。小林は同年の東京世界選手権代表に選出され、7位入賞を果たしている。例年、好記録と好勝負で盛り上がる大阪国際女子マラソン。今年は誰がヒロインになるか!?
女子のMGCシリーズ2025-26は、今年3月の「名古屋ウィメンズマラソン2026」が最終戦。G1レースは今大会を含め、残り3レースとなる。
このシリーズの年間チャンピオン(第109回日本選手権者)は、今年10月に愛知・名古屋で開催されるアジア大会のマラソン日本代表に内定する。
また、今大会で2時間23分30秒以内を記録するか、日本人6位以上で2時間27分00秒以内を記録すると、「ロサンゼルス2028オリンピック」の代表選考レース「MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)」の出場権を獲得することができる。
なお、ロサンゼルスオリンピックの選考においては、新たに「MGCファストパス」という選考枠を設けており、女子は2時間16分59秒を突破すれば、選考レースのMGCに出場しなくてもロサンゼルスオリンピックの日本代表に内定する可能性がある。
◆経験豊富な松田、上杉らMGCシリーズで上位ランクインなるか

まずは、今年3月までの「MGCシリーズ2025-26」で、ランキング上位をうかがうランナーを紹介する。
日本歴代8位となる2時間20分42秒の自己記録を持ち、過去3度の優勝(第37回、第39回、第41回)実績がある松田瑞生(ダイハツ)は、今大会で1024ポイント以上を獲得すると、ランキングトップに立つ可能性がある。MGCシリーズの前身となるJMCシリーズⅡでチャンピオンに立った実績もある。地元の大阪薫英女学院高からダイハツに所属し、マラソンでは22年オレゴン世界選手権9位、23年ブダペスト世界選手権で13位と日の丸を背負った。
昨年の名古屋ウィメンズマラソンで自己記録の2時間22分11秒をマークした上杉真穂(東京メトロ)も、今大会1013ポイント以上の獲得でトップに立つ可能性がある。19年アジアマラソン選手権で銀メダルを獲得。大阪国際女子マラソンには過去3度出場し、22年は2時間22分29秒で2位に入った。松田と上杉は、自己記録を更新すればMGC出場権の獲得となる。

一方、昨年末の防府読売マラソンで優勝し、すでにMGC出場権を獲得しているのが、西村美月(天満屋)だ。MGCシリーズでも1088ポイント以上を獲得すれば、トップに立つ可能性がある。優勝した防府が初マラソンだった西村は、千原台高(熊本)から天満屋へ入社。今月の都道府県女子駅伝では熊本チームのアンカーを務め、8人抜きで区間5位の快走だった。
そのほか招待選手では、23年の大阪国際女子マラソンで自己記録の2時間25分59秒をマークした鈴木千晴(日立)が1071ポイント以上、24年ロッテルダムマラソンで自己記録の2時間26分51秒をマークした筒井咲帆(ユニバーサルエンターテインメント)が1086ポイント以上、一昨年に現役復帰し、前回大会で自己記録の2時間29分28秒をマークした伊澤菜々花(スターツ)が1107ポイント以上の獲得でトップに立つ可能性がある。
MGCシリーズのポイントは、記録ポイントに順位ポイント(1位が70ポイントで8位まで対象)を加算したものとなり、高速レースになれば、複数の選手があらたにランキング上位へ入ることになるだろう。
MGCシリーズ2025-26ではランキング圏外だが、地元・大阪薫英女学院高出身でドーハ世界選手権マラソン日本代表の中野円花(岩谷産業)や、昨年5月のアジア選手権1万メートルで銅メダルを獲得した矢田みくに(エディオン)も招待選手に名を連ねた。矢田は初マラソンとなる。
◆国内屈指の高速コース。今年のヒロインは!?
準招待選手にも、ランキング上位をうかがうランナーが複数エントリーしている。現在ランキング6位につける高野温菜(PACER TRACK CLUB)は、今大会1191ポイント以上を獲得すればトップに浮上する可能性がある。昨年の東京マラソンで自己記録の2時間38分33秒をマークした。また、同7位につける澤畠朋美(埼玉陸協)は1230ポイント以上の獲得でトップ浮上の可能性を持つ。自己記録は2時間37分23秒。一昨年の大阪国際女子マラソンで自己記録の2時間28分28秒をマークした川内理江(大塚製薬)も今大会1087ポイント以上を獲得すれば、トップに立つ可能性がある。JMCシリーズⅡで8位に入った実績がある。このほか、大会独自の育成枠「ネクストヒロイン」選手としてエントリーしている八木美羽(岩谷産業)や村山愛美沙(東北福祉大)が初マラソンに挑む。
大阪国際女子マラソンは23年にコースがリニューアルされ、前々回は日本記録が誕生。20km過ぎのアップダウンから後半に向けて、スピードアップが図れる国内屈指の高速コースとなっている。
今大会も自己記録2時間17分55秒で3連覇を狙うウォルケネシュ・エデサ(エチオピア)ら、日本記録を上回る自己記録を持つ3選手が海外から招待されており、ハイレベルな優勝争いが繰り広げられるだろう。
第45回大阪国際女子マラソンは、25日12時15分、大阪市のヤンマースタジアム長居をスタートする。
写真提供:アフロスポーツ
【大会概要】
大 会 名 :第45回大阪国際女子マラソン大会開催日程:2026年1月25日(日)12時15分 スタート
コ ー ス :大阪国際女子マラソンコース
ヤンマースタジアム長居 スタート/フィニッシュ
ハッシュタグ:#大阪国際女子マラソン #MGC #MGCシリーズ
■公式HP
https://www.osaka-marathon.jp/
■大会要項
https://www.osaka-marathon.jp/entry/
【MGCシリーズ】
概要:https://www.mgc42195.jp/series/2025-26/outline/
シリーズランキング:https://www.mgc42195.jp/series/2025-26/ranking/
スケジュール:https://www.mgc42195.jp/series/2025-26/schedule/
【MGC】
概要:https://www.mgc42195.jp/mgc/outline/
MGC進出条件:https://www.mgc42195.jp/mgc/outline/condition.html
MGCファストパス:https://www.mgc42195.jp/mgc/outline/fast-pass.html
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