
このたび、公益財団法人日本陸上競技連盟(所在地:東京都新宿区、会長:有森裕子、以下「日本陸連」)は、広島テレビ放送株式会社(本社:広島市東区、代表取締役社長:今村司、以下「広島テレビ」)と、「スポーツを通じて誰もが自分らしく活躍できる社会づくりに関する連携協力協定」を本日締結しました。
本協定は、陸上競技を通じて人と人をつなぎ、すべての人が心身ともに健やかで、自分らしく生きることができる社会の実現を目指すものです。
広島テレビが展開する「わたしらしく生きるプロジェクト」および女性アスリート支援事業「WeSUP.(ウィサポ)」が起点となり、日本陸連が推進する「RIKUJO JAPAN」プロジェクトが掲げる理念がそれに共鳴したことにより、今回の協定が実現しました。
■協定の背景と目的
陸上競技は、「歩く」「走る」「跳ぶ」「投げる」といった人間の最も基本的な動きを競う、いわば“マザー・オブ・スポーツ”です。日本陸連では、この陸上競技がもつ価値を社会の中で活かし、人々の暮らしを支え、より良い社会づくりに寄与することを目的に、「RIKUJO JAPAN」プロジェクトを推進しています。同プロジェクトは、「陸上でスポーツ界、ニッポンを元気に」をテーマに、競技の枠を超えて地域・企業などと連携し、人々が元気になる力を育む活動を全国で展開しています。
今回の協定は、その理念を広島の地でさらに発展させ、地域社会とともに新たな価値を創出していくことを目的としています。
■広島での取り組みの意義
広島は中四国エリアの中心であり、日本の7大都市圏の一つとして発展してきた地域です。また歴史的にも「挑戦」や「再生」の象徴として知られています。この地での協働は、陸上競技を通じて地域の人々をつなぎ、心身ともに元気な社会を広げていくうえで重要な意義を持ちます。今回の協定を通じて、日本陸連と広島テレビは、スポーツの価値をより身近なものとして地域社会に根づかせ、誰もがスポーツの力を感じられる環境づくりを進めてまいります。
■今後の展開
広島テレビが地域に根ざして展開してきた取り組みと連携し、以下の活動を中心に進めていきます。・スポーツを通じた健康増進とウェルビーイングの推進
・女性アスリート支援と指導者・保護者への啓発
・地域住民が主体的に参加できるスポーツ文化の醸成
日本陸連は、広島での連携を通じて陸上が社会の中で果たす役割をさらに強化してまいります。
■公益財団法人日本陸上競技連盟 専務理事 田﨑博道 コメント
このたび、広島テレビ様との協定を締結できましたことを、心よりうれしく、また非常にワクワクいたしております。広島テレビ様が推進されてきた「わたしらしく生きるプロジェクト」や「WeSUP.(ウィサポ)」の取り組みに、私たちは深く共感しておりました。“スポーツ界を、ニッポンを元気にする”という「RIKUJO JAPAN」の志と共通する想いがそこにあることに、大きな勇気をいただきました。
今回の連携は、広島テレビ様の想いと、私たち日本陸連の想いが「共鳴し合い、一つになる」、RIKUJO JAPANにとって新しい、確かな一歩です。
「挑戦」と「再生」の象徴である広島の地から、この活動を始められることに大きな意義とともに、責任と喜びを感じております。
広島テレビ様と力を合わせ、ここから始まる取り組みが“元気の輪”を全国へ広げていく、ワクワクする物語の第一章となるよう、全力で取り組んでまいります。
RIKUJO JAPAN

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