2025.08.29(金)大会

【MGCシリーズ】北海道マラソン2025展望~国内唯一、夏のフルマラソン大会。男女G2レースとなる北海道マラソンが31日号砲~



マラソン年間王者決定戦「MGCシリーズ2025-26」の男女グレード2(G2)大会に指定される「北海道マラソン2025」が8月31日(日)に札幌市中心部の大通西4丁目を発着点とする日本陸連公認コースで開催される。

MGCシリーズ2025-26は、25年3月10日~26年3月のグレード1(G1大会最終戦が対象期間となっており、男子は9大会、女子は7大会が加盟(今後も追加予定)している。今シリーズでチャンピオン(第109回日本選手権者)になると、26年10月に愛知・名古屋で開催されるアジア大会のマラソン日本代表に内定する。

また、28年7月に開催予定の「ロサンゼルス2028オリンピック」の代表選考レースとなるMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)の出場権が今大会の日本人1~3位の選手(ただし、男子は2時間12分00秒、女子は2時間32分00秒以内でフィニッシュすることが条件)に与えられるため、今大会はこの設定タイムがレース展開の基準となるだろう。

なお、ロサンゼルスオリンピックの選考においては、新たに「MGCファストパス」という選考枠を設けている。今大会はG2レースとなるため、この選考基準の対象外だが、MGCシリーズ(G1大会のみ)等において男子は2時間03分59秒、女子は2時間16分59秒を突破した記録最上位の選手が日本代表の1枠に内定することになっている。


◆男子は2時間12分以内で日本人3位以内がMGC出場条件。サブテンの日本人招待選手は6人



「北海道マラソン2025」の男子招待選手のうち、最速の自己記録を持つのが、今年2月の「大阪マラソン2025」で自己記録となる2時間06分28秒をマークした柏優吾(コニカミノルタ)だ。東洋大在学中の「北海道マラソン2022」で日本人トップとなり、翌年10月のMGC出場権を獲得した。MGCシリーズ対象期間内(JMCシリーズ第4期を含む)で1245ポイントを獲得しており、今大会は935ポイント以上を獲得すれば現段階でトップにランクインする。ロサンゼルスオリンピックを見据えると、MGC出場権の獲得条件である2時間12分以内で日本人3位以内という結果が大事になってくるだろう。

21年「第76回びわ湖毎日マラソン」で当時の初マラソン日本記録となる2時間07分42秒をマークした作田将希(JR東日本)も出場予定だ。創価大からJR東日本へ進み、実業団2年目に初マラソンを踏んだ。23年10月のMGCにも出場している。今年2月の「大阪マラソン2025」は2時間10分21秒で完走し、MGCシリーズで1124ポイントを獲得。今大会は1056ポイント以上でトップに立つ可能性がある。

23年「第71回別府大分毎日マラソン」で自己記録の2時間08分48秒をマークした安井雄一(トヨタ田原・愛知陸協)や、昨年4月の「ボストンマラソン2024」で自己記録の2時間09分59秒をマークした森井勇磨(京都陸協)も招待選手に名を連ねた。

MGCシリーズでは森井が1170ポイント、安井は1127ポイントを獲得しており、両選手とも今大会の結果次第で上位ランクインの可能性がある。

また、東京オリンピック代表の服部勇馬(トヨタ自動車)も招待選手として出場予定となっている。フルマラソンは昨年3月の「東京マラソン2024」以来、約1年半ぶり。ロスオリンピックヘ向けて、夏の北海道で再スタートを切る。

このほか男子は、「大阪マラソン2023」で自己記録の2時間07分58秒をマークした山口武(スズキ)が招待選手としてエントリー。今年2月の「大阪マラソン2025」で自己記録2時間10分06秒をマークした照井明人(SUBARU)や、昨年の「ゴールドコーストラソン2024」で自己記録の2時間10分28秒をマークした相葉直記(中電工)、前回大会4位の相馬崇史(大塚製薬)らもエントリーしている。


◆女子は2時間32分以内で3位以内がMGC出場条件。光恒、池内ら有力選手がエントリー



女子は、今年4月に日立へ移籍加入した光恒悠里(日立)が招待選手としてエントリーしている。3月の「名古屋ウィメンズマラソン2025」で自己記録の2時間29分04秒をマーク。この大会でMGCシリーズの1141ポイントを獲得した。MGC出場権獲得の条件となる2時間32分を切って3位以内を目指すレースとなるか。

2年前の覇者で前回は日本人2位だった池内彩乃(デンソー)も招待選手に選出された。昨年の「ソウルマラソン2024」で自己記録の2時間32分26秒をマーク。今年1月の「第44回大阪国際女子マラソン」でも2時間33分30秒をマークしており、今大会の結果次第でMGCシリーズ上位にランクインする可能性がある。

また、「名古屋ウィメンズマラソン2025」で自己記録2時間29分40秒をマークした竹山楓菜(センコー)、自己記録2時間30分37秒の永友優雅(メモリード)も招待選手としてエントリーしている。


◆マラソン年間王者決定戦「MGCシリーズ」のランキングに変動はあるか

今年3月にスタートした「MGCシリーズ」は、従来のJMCシリーズを継承したマラソン年間王者(日本選手権者)を決めるシリーズだ。

MGCシリーズのパフォーマンスポイントは、これまでと同様にワールドアスレティックス(WA)が定めるスコアリングテーブルをもとに記録をポイント化した「記録ポイント」と、大会のグレードやWAラベルなどによって得点が異なる「順位ポイント」を算出し、その2つを合算して「パフォーマンスポイント」とする。

今大会はG2レースとなるため、順位ポイントは男子1位が40ポイント、女子1位は20ポイントとなり、記録ポイントにこの順位ポイントが加算される。

MGCシリーズ2025-26は、JMCシリーズ第4期(24年3月31日~25年3月)を含む2年間が対象期間となっており、男子ランキングは西研人(大阪ガス)が2179ポイントでトップに立っている。

なお女子は、鈴木優花(第一生命グループ)の2516ポイントが暫定トップ。今大会の結果でランキングに変動はあるか。

「北海道マラソン2025」は、国内で唯一、夏に行われるフルマラソン大会として1987年から続く市民マラソン大会。日本人歴代最高記録は男子が2時間11分22秒、女子は2時間25分10秒となっており、新記録が誕生するか、といった視点でも注目したい。

札幌市内の大通西4丁目を出発し、新川通で折り返して北海道大学構内を経由、大通西4丁目(札幌駅前通)でフィニッシュする42.195kmのコースで行われる「北海道マラソン2025」は、8月31日(日)8時30分にスタートする。


写真提供:アフロスポーツ


【大会概要】

大 会 名 :北海道マラソン2025
開催日程:2025年8月31日(日)
コ ー ス :札幌市・大通西4丁目(駅前通)スタート/フィニッシュ
     日本陸上競技連盟/公認コース、ワールドアスレティックス・AIMS/認証コース
ハッシュタグ:#北海道マラソン #MGCシリーズ

■公式HP
https://www.hokkaido-marathon.com/
■大会要項
https://www.jaaf.or.jp/files/competition/document/1961-1.pdf
■エントリーリスト
https://hokkaido-marathon.com/info/10993/



【MGCシリーズ】概要:https://www.mgc42195.jp/
【MGCシリーズ】シリーズポイント:https://www.mgc42195.jp/news/article/21239/#point
【MGC】MGCファストパス:https://www.mgc42195.jp/news/article/21240/#fastpass


◆【2027年秋開催!MGC】進出条件など
https://www.mgc42195.jp/news/article/21240/
◆2025年3月10日スタート!MGCシリーズ シリーズ概要
https://www.mgc42195.jp/news/article/21239/

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