ホクレン・ディスタンスチャレンジ最終戦・千歳大会が、7月20日(土)に千歳市青葉陸上競技場で開催されました。
自己ベストおよびシーズンベストの更新率は13.11%。
厳しい暑さの中でも、記録更新を達成する選手もいました。
千歳大会には、パリ五輪日本代表の青木 涼真(Honda・男子3000mSC)と山本 有真(積水化学・女子1500m)が出場。第108回日本選手権(以下、日本選手権)・3000mSCで優勝した青木は、男子1500mAとミルクランド北海道男子5000mAの2種目に出場。男子1500mAでは自己ベストを更新。日本選手権から続いている良い流れを、今大会で再確認する機会になりました。
また、山本は女子1500mAと女子3000mに出場。女子3000mではシーズンベストを更新。山本も日本選手権・女子5000mで2位に輝いたため、パリ五輪への着実なステップの場に繋がりました。
さらに、ミルクランド北海道男子5000mAに出場した篠原倖太朗(駒澤大学)は自己ベストを更新し、日本人トップに。網走大会での悔しさをこの場で晴らしました。
代表クラスや箱根駅伝での活躍が期待される選手が一堂に集結した千歳大会。
全レースを振り返っていきましょう!
ライブ配信(アーカイブ)はこちら!
【男子800mC】
KANG DONGHYEONG(韓国)が1分50秒84で優勝。自己ベスト更新には至らなかったものの、士別大会に続き2大会で優勝。
【女子800mB】
原 華澄(愛媛銀行)が2分07秒93で優勝。
【男子800mB】
長沢 匠人(日本体育大)が1分48秒71で優勝。シーズンベストを更新した。
【女子800mA】
塩見 綾乃(岩谷産業)が2分01秒93で優勝。京都文教高校以来の7年ぶりに自己ベストを更新し、日本歴代5位の記録を打ち立てた。
【男子800mA】
岡村 颯太(鹿屋体育大)が1分46秒38で、自己ベストを更新し優勝。深川大会に続く自己ベスト更新&優勝の2冠を達成した。
【女子1500mB】
中村 瑚子(京都外大西高)が4分19秒65で、自己ベストを更新し優勝。それまでの記録(4分24秒49)から大幅な更新。
【女子3000mSC】
JO, HA RIM(韓国・聞慶市庁)が10分01秒99で、自己ベストおよび韓国記録を更新し優勝。
【男子3000mSC】
KIPNGENO Kenneth(札幌山の手高)が8分41秒21で、自己ベストを更新し優勝。この種目で唯一の自己ベスト更新者となった。
【男子5000mF】
山口 月暉(日本大)が14分00秒31で、自己ベストを更新し優勝。この種目で唯一の自己ベスト更新者になった。
【男子5000mE】
藤本 珠輝(ロジスティード)が13分55秒13で、シーズンベストを更新し優勝。この種目で自己ベストやシーズンベストを更新したのは藤本のみ。
【女子1500mA】
NYAMBURA SARAHMUTHONI(興譲館高)が4分11秒73で優勝。日本人トップは森智香子(積水化学)。4分16秒40で、深川大会に続くシーズンベストを更新。パリ五輪日本代表の山本 有真(積水化学)は4分20秒32でフィニッシュ。
【男子1500mB】
宮本 凪(城西大)が3分42秒36で、自己ベストを更新し優勝。この種目では宮本のほかに5名が自己ベストを更新。
【男子1500mA】
荒井 七海(Honda)が3分39秒88で優勝。日本選手権・男子1500mでの2位に続き、好成績を残す。
パリ五輪日本代表の青木 涼真(Honda)は3分40秒83でフィニッシュ(自己ベスト更新)。
【女子5000mD】
柳井 桜子(日本体育大)が16分01秒23で、自己ベストを更新して優勝。
それまでの記録(16分06秒82)から大幅な記録更新。
【男子5000mD】
柴田 大地(中央大)が13分43秒77で、自己ベストを更新し優勝。それまでの記録(13分43秒77)から、大幅な記録更新。
【女子5000mC】
鈴木 杏奈(しまむら)が16分00秒40で、自己ベストを更新し優勝。2位以下を約3秒突き放す。
【男子5000mC】
本間 颯(中央大)が13分44秒96で、自己ベストを更新し優勝。この種目で唯一の自己ベスト更新者となった。
【女子3000m】
パリ五輪日本代表の山本 有真(積水化学)が9分07秒49で、シーズンベストを更新し優勝。ペースメーカーを置かないレースの中で独走状態を見せつけ、観客を大いに沸かせた。
【NITRO女子5000mB】
CHEMUTAI Deborah(ユニバーサル)が15分18秒02で、約30秒近く大幅に自己ベストを更新し優勝。日本人トップは山本 釉未(立命館大)で、15分37秒38.山本は自己ベストを約10秒更新。
【FOREVER.FASTER 男子5000mB】
COSMAS Muwangi(中国電力)が13分18秒32で、シーズンベストを更新し優勝。日本人トップは岡田 開成(中央大)で13分36秒91。
【スポーツ応援米 女子5000mA】
AGNES Mwikali(京セラ)が14分49秒21で、自己ベストを更新し深川大会に続く優勝。日本人トップは新谷 仁美(積水化学)。15分28秒53でシーズンベスト更新。
【ミルクランド北海道男子5000mA】
EMMANUEL Kipchirchir (SGH)が13分14秒21で優勝。日本人トップは篠原 倖太朗(駒澤大)。13分27秒04で自己ベストを更新。
写真提供:アフロスポーツ
【ホクレンDC2024 特設サイト】
>>https://www.jaaf.or.jp/distance/【大会概要】
主催:日本陸上競技連盟共催:日本実業団陸上競技連合、北見市、網走市、士別市、深川市、千歳市
後援:北海道新聞社、北海道文化放送、読売新聞社
主管:オホーツク陸上競技協会、空知陸上競技協会、道央陸上競技協会、道北陸上競技協会
特別協賛:ホクレン農業協同組合連合会
協賛:プーマジャパン株式会社
運営協力:ディスタンスチャレンジ実行委員会
【ホクレンDC2024大会情報】
https://www.jaaf.or.jp/competition/detail/1863/- 普及・育成・強化
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