【女子走幅跳】
秦澄美鈴(シバタ工業・兵庫)
優勝
6m63(+0.6)
コンディション的には、記録を狙える状態にもってくることはできていたと思うので、ちょっと不完全燃焼な感じがある。この大会に向けては、GGP(セイコーゴールデングランプリ、5月21日)に照準を合わせていたこともあって、そこで上がりきったピークを、頑張ってキープするというような流れでもってきていた。
私は、いつもはあまり緊張しないほうなのだが、この日本選手権は、前日くらいから緊張していた。走幅跳が最終日だったこともあり、ほかの種目の方々の活躍を見て、すごく刺激になる半面、「自分も!」と思うような、そわそわした感じがあった。今回は、1本目で確実に記録を残すということを目指していて、「1本目が鍵かな」と思っていたこともあり、1本目を跳ぶまではすごく緊張した。
助走と跳躍自体に関しては、そんなに悪いとは思わなかったのだが、「なんか今日は距離が延びないな」という印象だった。コーチとの会話では、「最後の駆け込みが少し弱いのではないか」という指摘があり、「ファウルしたときや、ファウルをしかけたときの脚の捌きがもうちょっと欲しい」といったアドバイスもあった。たぶんちょっと踏み切りが遠いとか、そういうところが出ていたのかもしれない。
ただ、今日、記録を残したもの(6試技中、ファウルを除く4試技)は、全部6m50を超えていたので、その点について、「やっと(6m)40台を抜けだしたな」と感じている。あとは、(鍵と考えていた)1本目に6m60をしっかり残せたことは、自分のなかではすごく評価が高い。
2023/6/4 JAAFメディアチーム
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#頂点への挑戦
■第107回日本陸上競技選手権大会
開催日:2023年6月1日(木)~6月4日(日)
会場:大阪・ヤンマースタジアム長居
▼第107回日本陸上競技選手権大会特設サイトはこちら
https://www.jaaf.or.jp/jch/107/
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