【男子400m】
中島佑気ジョセフ(東洋大・東京)
優勝
45秒15 =自己新
正直言うと、記録があと一歩上回れなかったという悔しさのほうが大きい。今年、日本で自分が絶対に一番速いというのはわかっていたので、追うべきは日本選手権の優勝というところを超えて、世界とどう勝負していくかというところが、今大会で僕が目指していたことだった。45秒1じゃ、まだ世界のトップと離れてしまうので、そこが悔しいというか、まだまだ力不足だなと思う。
レースの感覚は良かった。レース前に監督と話していたのは、200(m)通過の直前でスピードがいったん落ち着いてしまう傾向があったので、そこをしっかり落とさず維持して250mまで行き、そこからスピードをキープして、できるだけ最後まで保たせることが、今回の狙いだった。課題の200mのスピード低下は抑えられたと思うが、そのぶんラストが少しきつくて、動きが崩れてしまった。ただ、(佐藤)風雅選手(ミズノ)、(佐藤)拳太郎選手(富士通)と、前半のスピードが速い選手がいたことで自分も前半行かなきゃという意識が働いたので、本当にいい勝負ができたと思う。
(WAワールドランキングの)ポイントがけっこう重ねられていると思うので、世界陸上の出場は、おそらくできると思っている。ここからは、「世界陸上の決勝に残る」という今季最大の目標に向けて、日本国内というよりは、海外のレースを転々としていって、海外レベルの選手としっかり勝負する経験をつけていきたいなと思う。
2023/6/4 JAAFメディアチーム
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#頂点への挑戦
■第107回日本陸上競技選手権大会
開催日:2023年6月1日(木)~6月4日(日)
会場:大阪・ヤンマースタジアム長居
▼第107回日本陸上競技選手権大会特設サイトはこちら
https://www.jaaf.or.jp/jch/107/
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