2023.06.03(土)選手

【第107回日本選手権】男子400mハードル優勝 小川大輝(東洋大・愛知)コメント

【男子400mハードル】
小川大輝(東洋大・愛知)

優勝
49秒52=自己新

まさか自分が優勝できるなんて思っていなかったので、すごく嬉しい。レースでは、監督に「行くように」と言われていた前半で、あまり行くことができずにいたのだが、昨日の予選で、焦って動きがバラバラになってしまったところをなくすために冷静に走るように言われていた点は、後半で、しっかり体現できたかなと思う。

(ホームストレートでの逆転は)学生と競るレースでは「後半で行ける」という雰囲気があったけれど、昨日の予選で(ほかの選手と走って)、日本選手権では通用しないなと感じていたので、追いつけるとは思っていなかった。しかし、意外と最後が走れたので良かった。ラストは、もう前しか見ていなかったので、勝ったかどうかわからなかったが、電光掲示板に自分が映っていたので、「勝ったな」と思った。

タイムについては、もうちょい出したかった。48秒台を視野に入れていたのだが、まだ全然遠いなと感じる。あまりよく覚えていないが、バックストレートで風の強さを感じて、(ハードル間のインターバルの)歩数が狂うことはなかったが、もう少しピッチを上げて、間の区間を速く行くようにしたかったが、それはできなかった。

今季は、いきなり49秒台に入って、それが安定して今に繋がっている。そんなにいきなり伸びるとは思っていなかったので、今は想定外のことが起きているという状況。ただ、まだタイムが全然狙えていないので、今度は記録を狙いたい。この大会で3位以内に入れたので、標準記録(48秒70)を切りたいと思う。歩数とか(ハードル)間の走り方とか、まだいじるところはたくさんあるので伸びしろはある。世界大会は、昨年、U20で経験(U20世界選手権男子400mH準決勝、4×400mR6位)した。そこで悔しい思いをしたので、今度はシニアで日本代表になってリベンジしたいという気持ちがある。


2023/6/3 JAAFメディアチーム

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#頂点への挑戦
■第107回日本陸上競技選手権大会
開催日:2023年6月1日(木)~6月4日(日)
会場:大阪・ヤンマースタジアム長居
▼第107回日本陸上競技選手権大会特設サイトはこちら
https://www.jaaf.or.jp/jch/107/

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