日本陸上競技連盟公式サイト

【女子三段跳】
森本麻里子（内田建設AC・東京）

優勝
14ｍ16（＋0.7）　＝日本新記録、大会新記録

（今の気持ちは）素直に嬉しい。この結果は、本当に私1人の力ではなくて、会社の方をはじめ、スポンサーの皆さんや森長正樹コーチ、そして治療院の白石仁先生のおかげ。また、（トレーニング先の）ドイツでもたくさんの方々に支えていただいた。本当に感謝の気持ちでいっぱいである。

直前で、髙島真織子選手（九電工）に1cm逆転されての再逆転だったが、今日は1本目（ファウル）から手応えはあったので、落ち着いてやっていけば（日本記録は）越えてくるかなと思っていた。

14ｍ16の跳躍は、特に助走の部分がよく、それがうまく技術に繋がったなと感じる。助走の最初の6歩を、しっかりとお尻周りの筋肉を使って地面を押せていて、加速していく次の8歩で上下動をなくして、スーッと踏切板に向かって走れたことで、ホップの跳びだしがうまくいった。跳んだ瞬間に、自分が思ったよりも観客の皆さんが「おおっ！」と言ってくれたので、（自分も）「おおっ！」という気持ちになった。

助走スピードが上がっていることは数値に出ていたので、森長コーチからは、そこがうまく技術に噛み合えば、（日本新は）行くだろうと言われていた。それがやっと記録に繋がったので本当に嬉しい。

今年はメインゴールでブダペスト世界選手権をしっかり戦うことを目標としている。達成できるように、アジア選手権、そしてブダペスト世界選手権と頑張りたい。


2023/6/3　JAAFメディアチーム

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#頂点への挑戦
■第107回日本陸上競技選手権大会
開催日：2023年6月1日(木)～6月4日(日)
会場：大阪・ヤンマースタジアム長居
▼第107回日本陸上競技選手権大会特設サイトはこちら
https://www.jaaf.or.jp/jch/107/