リレー種目においては、日本陸上競技連盟競技規則(TR5.1〔国内〕)に定める通り、出場する4選手が同じユニフォームを着用しなければなりませんが、その解釈について改めてお知らせいたします。
競技規則では、「全国的な競技会でのリレー競走においては、チームの出場者は同一のユニフォームを着用する」と明記しておりますが、デザイン、配色が同一であれば、選手によりユニフォームのタイプ(※)を選択することは、ルール上問題ありません。また、異なるメーカーのユニフォームを着用することも問題ありません。審判員の皆さんが、同一チームであると判断できるかどうかがポイントとなります。
※ユニフォームのタイプ
ランニングシャツ×ランニングパンツ、レーシングシャツ×レーシングタイツ(スパッツ)、ランニングシャツ×レーシングタイツ(スパッツ)、セパレートタイプ、ワンピースタイプなど、様々なタイプがあります。選手によって、これらの組み合わせが異なっていても、デザインや配色が同一であればルール上は問題ありません。
※駅伝競走 2023.9.15追記
全国的な駅伝競走の競技会においても、審判員が同一チームだと判断できるかどうかがポイントとなります。駅伝競走に関しては上半身のウエアのデザイン・配色が同一チームと判断できれば、下半身のウエアの形状・デザイン・配色を統一する必要はございません。
ただし、大会ごとに取り扱いが異なる場合があるため、大会主催者の取り決めに従ったユニフォームを着用してください。※下線の文言を2023.10.30追記
<選手の皆さまへ>
上記のルールを理解した上で、ご自身がパフォーマンスしやすいユニフォームを選択してください。<指導者の皆さまへ>
4名全員が全く同じユニフォームを着用しなければならないということはありません。選手がユニフォームタイプをそれぞれ選択できるような環境づくりにご協力をお願いいたします。
<審判員の皆さまへ(主に競技者係)>
上記のルールをご理解いただき、選手を送り出していただくようお願いいたします。~異なるタイプのユニフォームを着用し、バトンをつないでいる例~
△フォート・キシモト
△フォート・キシモト
△月刊陸上競技
参考:ルールブック
https://www.jaaf.or.jp/about/rule/
第1部 総則 TR.5服装、競技用靴、アスリートビブス 5.1服装
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https://www.jaaf.or.jp/news/article/17568/