2023.02.18(土)大会

【日本選手権20km競歩】明スポ号外:世界への歩み、大展望!!



2月19日(日)に開催される「第106回日本陸上競技選手権大会・20km競歩」。
日本を代表するトップアスリートが大集結し、世界一熾烈な日本一決定戦が行われます。
当日は、明治大学「明大スポーツ新聞部」とコラボした号外を配布いたします!コース上にてスタッフが数量限定で配布しますので、是非チェックください。

今回は、その号外の一部をご紹介いたします!




世界一への歩み 大展望!

「競歩」。それは陸上競技において唯一日本が世界を圧倒できる種目だ。決して華やかとは言えない。しかし、判定種目という特徴を生かした駆け引きなど、他種目に引けを取らない魅力と奥深さがそこにはある。そう、「競歩」は面白い。

新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの有観客開催となった今大会。さらに、今年の夏にブダペストで行われる世界選手権の選考レースとなっているため、大会前からかつてない盛り上がりを見せている。日本のお家芸である競歩は海外からの注目度も高く、世界選手権の公式ホームページでは特集記事が掲載されている。

その中でも特に注目を集めているのが男子部門だ。優勝候補筆頭は池田向希(旭化成)。東京五輪では同種目2位、昨年のオレゴン世界選手権でも2位に輝いている。最新の世界ランキングは日本人最高位の3位にランクインしており、レースの主導権を握ることが予想される。その他にもオレゴン世界選手権代表の高橋英輝(富士通)や、30kmWで日本記録を持つ松永大介(富士通)など世界のトップを歩んできた選手たちが集まる。
また、力のある大学生もエントリー。日本代表経験を持つ住所大翔(順大)は昨年の日本学生対校選手権において10000mWで2位以下に約1分の差をつけ優勝するなど、大学競歩界では敵なしの実力者だ。競歩の名門校である明大からは関東学生対校選手権を制した濱西諒(文4=履正社)ら4名が出場する。他にも多くの有力選手がエントリーに名を連ねた。

女子部門の大本命はオレゴン世界選手権で同種目6位入賞の藤井菜々子(エディオン)。藤井としのぎを削るのは5000mW、10000mW、20kmWと3種目の日本記録を持つ岡田久美子(富士通)だ。世界選手権の代表内定を目指し、今大会もデッドヒートを繰り広げる。
同時開催されるU20部門。男子はU20世界選手権代表の下池将多郎(鹿児島工)、女子は大山藍(鹿児島女)と鹿児島県勢がそろって優勝候補に挙げられている。次世代のスターたちにも注目だ。

数々の国際大会で上位を占めてきた日本競歩。その代表に選ばれることは時に国際大会の表彰台に上がることより困難を極める。「世界一熾烈(しれつ)な頂上決戦」を誰が制するのか。今、戦いの火ぶたが切って落とされる。

文:島田五貴


明スポ的注目選手は!?

男子20kmWの注目は、前回王者の高橋英輝(富士通)だ。昨年度の日本選手権では3年ぶりに王座を奪還してみせた。しかし、オレゴン世界選手権では力を出し切れず入賞圏外に。前回不出場の世界選手権メダリスト・池田向希(旭化成)、川野将虎(旭化成)もエントリーする今大会。大混戦の中で王座を死守できるか注目が集まる。
昨年10月、男子5000mWで高校歴代6位の好記録をマークした実力を持つ下池将多郎(鹿児島工)はU20男子10kmWに出場。自身の強みとして挙げた〝日本一の練習量〟を武器に戦い抜く。

女子20kmWの岡田久美子(富士通)は日本選手権で直近8大会のうち7大会を制するなど無類の強さを誇る、レジェンド的存在だ。実力と経験に裏打ちされた勝負強さで連覇と世界選手権への出場権をつかめるか。U20女子10kmWの大山藍(鹿児島女)は競歩を始めてからわずか1年余りでU20世界選手権に出場し、銀メダルを獲得した期待の新星。昨年の国民体育大会では成年女子5000mWのU18日本記録を更新するなど目覚ましい成長を遂げている。
 
この他にも数々の有力選手が今大会にエントリーしている。目の前で繰り広げられる日本トップレベルのレースをぜひ沿道で体感してほしい。

文:松原輝

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