2022.05.07(土)大会

【日本グランプリシリーズ】飯塚、世界選手権参加標準に迫る20秒34で逆転V!/第37回静岡国際陸上

第37回静岡国際陸上競技大会」は5月3日、日本グランプリシリーズ「静岡大会」として、静岡県袋井市の小笠山総合運動公園静岡スタジアム(エコパスタジアム)において開始されました。この競技会は、ワールドアスレティックス(WA)が世界で展開する「WAコンチネンタルツアーブロンズ」にカテゴライズされています。
グランプリとしては、男子7、女子6の合計13種目が実施され、そのうち、男子は200m・800m・走高跳・円盤投、女子は200m・800m・400mH・円盤投の8種目が、9月に中国で開催される杭州アジア競技大会の日本代表選手選考指定種目として行われました。

※5月6日(金)杭州2022アジア競技大会は延期が発表されました。


飯塚が逆転V! 持ち味見せつける20秒34
犬塚が20秒40・20秒の41の好走



静岡国際は、朝から快晴に恵まれて気温も上昇。絶好の競技会日和のなかでの開催に。さらにトラック1周がほぼ追い風となる、条件がよいときのエコパスタジアムならではのコンディションとなったことで、トラック種目ではパーソナルベストを更新する選手が続出しました。

そのなかでも予選から好記録のアナウンスが流れたのが男子200mです。予選1組で小池祐貴選手(住友電工)が20秒55(+1.3)で先着すると、追い風1.5mの条件となった2組目では飯塚翔太選手(ミズノ)が20秒43、上山紘輝選手(住友電工)が20秒48をマーク。さらに3組目では向かい風0.6mを突いて犬塚渉選手(スズキ、ダイヤモンドアスリート修了生)が20秒40、伊藤孝太郎選手(東京ガスエコモ)が20秒45、鈴木涼太選手(スズキ)が20秒55でフィニッシュするなど、20秒64までの記録で走ったA決勝進出者8選手のうち、5名が自己新記録をマークする盛り上がりとなりました。
その活況は、向かい風0.4mのなかでのレースとなったA決勝でも続きます。レースは、予選同様に犬塚選手がスタート直後から猛烈な飛び出しを見せ、大きくリードを奪ってホームストレートに入る展開に。犬塚選手がそのまま逃げきるかと思われた終盤で、ベテランの飯塚選手が急追、フィニッシュ直前に犬塚選手をかわし、オレゴン世界選手権参加標準記録に0.1秒と迫る20秒34の今季日本最高で優勝しました。
右膝を痛めた昨シーズン、3回目の出場となった東京オリンピックは無念の予選敗退に終わる悔しい1年となった飯塚選手。しかし、今季に向けては、「冬に、しっかりと練習することができていたので、自信を持って臨めていた」と言います。テーマとしてきたのは、「手と脚の動きのタイミング」。これまでのレースを振り返って、「後半に失速する失敗の原因が、腕が先行して、脚の動きと腕のタイミングが合っていない」ことに気づき、「手脚のリズムを合わせること」に意識を集中。この日のレースも、「それができたので、後半、余力を持っていくことができた」と、飯塚選手がもともと強みとしていた終盤の強さが光る走りができるようになってきました。ただ、「そこを意識すると、前半が遅くなってしまう」ため、日本選手権に向けて段階を踏んで序盤のスピードを上げていく過程にある状態。「世界で戦うためには、前半をもう少し…あと0.5秒くらい上げていく必要がある」と述べ、「ここから上乗せしていく」計画です。
6月に31歳となる飯塚選手ですが、「パリオリンピックに向けてはもちろん、いけるところまでいきたい」と笑う様子は、中央大1年時に世界ジュニア選手権(現U20世界選手権)200mで金メダルを獲得し、世間から一気に注目されるようになった2010年のころのまま。静岡出身の飯塚選手にとって、この静岡国際は、小学生のころは、色紙を持ってトップ選手のあとを追いかけた思い出の地。今では「憧れのスプリンター」として、子どもたちに夢を与える存在となっています。その人気は絶大で、「声援がすごいし、走る前には子どもたちが声をかけてくれて、負けられない感じになる。でも、それが、(自分を)あと押ししてくれる」と飯塚選手が感謝するように、今も変わらずに特別な大会です。
「今年は、一番の目標は世界選手権。毎年、準決(勝)落ちなので、決勝を走れるように頑張りたい。あと、そろそろ自己ベスト(20秒11、2016年)を更新したい」と瞳を輝かせる飯塚選手。実現に向けて、自身の原点となる静岡国際で、好スタートを切りました。

最後にかわされたものの2位でフィニッシュした犬塚選手は、予選で出した20秒40に続く20秒41のセカンドベストをマーク。飯塚選手と同じく静岡の出身で、高校時代から大器として期待されながらも、躍進できそうなタイミングでケガに見舞われ、悔しいシーズンを送ることが多かった選手です。昨年11月からは、本格的に、2003年パリ世界選手権200m銅メダリストで、現在も現役として競技活動を続けている末續慎吾選手(EAGLERUN、200m日本記録保持者20秒03)に師事。そのなかで「ケガなく、しっかりと冬期練習が積めた」ことにより、自信を持ってシーズンを迎えていました。200mのこれまでの自己記録は、順天堂大3年時の2018年に、この大会の予選でマークした20秒65。4年ぶりに大きく更新しただけでなく、予選・決勝と安定して高いレベルの走りを披露したわけですが、レース後は「こだわっているのは勝負。負けてしまったら(20秒)41も意味がない」と満足そうな様子は一切なく、悔しさを顕わにしていました。しかし、予選・決勝ともに、他選手を置き去りにして大きくリードを奪う様子は、会場がどよめくほどのインパクト。世界選手権代表入りを巡る今後のレースでも注目の存在となりそうです。

3位・4位を占めたのは、住友電工の上山選手と小池選手。記録は同タイムの20秒46ながら着差ありで、ルーキーの上山選手が、小池選手を下しました。小池選手は、3.3mの向かい風のなか優勝を果たした織田記念100m以来のレース。200mは今季初戦で、「昨年のシーズンベストが20秒4台(20秒46)だったので、そのくらいだろうと考えていた」と、想定通りのタイムであったと明かしましたが、「予選があまり気持ちよく走れなかったので、決勝は楽に入って、(コーナー)抜けからのスピード維持を意識した」とのこと。ただ「前半を楽に入ったぶんスピードが上がらなかった」そうで、「もうちょっと上げておきたかった」とレースを振り返っていました。

5位には、木南記念を20秒76の自己新で制していた染谷佳大選手(大和ハウス工業)が続き、予選で更新していた20秒62の自己記録を、さらに20秒48まで引き上げる大躍進。6位は三浦励央奈選手(早稲田大)で、予選で更新した自己ベスト20秒64を再びマークしてフィニッシュしています。


男子800mの日本人トップは薄田
日本歴代5位の1分46秒17をマーク

3組のタイムレース決勝で実施された男子800mは、木南記念800mでペースメーカーを務めていた村島匠選手(TWOLAPS)が400mを52秒で通過して500mすぎまで大きくリードした2組目で、600mから先頭に立った薄田健太郎選手(筑波大)が大会新記録となる1分46秒17でフィニッシュ。日本歴代5位の好走に、トップランカーが入った最終組は、記録面でのプレッシャーを背負ってスタートすることになりました。3組目は、ペースメーカーを務めた環太平洋大の濱田兼輔選手が1周を53秒で入り、500m過ぎで先頭に立ったブラッド・マサス選手(ニュージーランド)が1分46秒10で先着。ホームストレートで根本大輝選手(順天堂大)をかわして2番手に浮上した四方悠瑚選手(宝塚市陸協)が1分46秒49(日本歴代8位)で続き、ここまでが大会新記録。根本選手も1分46秒73の自己新記録でフィニッシュしましたが、この結果、マサス選手が優勝、2位に薄田選手、3位が四方選手という順位になりました。 薄田選手は、筑波大学大学院の2年生。これまでの自己記録は、大学4年時の2020年日本選手権の予選でマークした1分48秒19だったので、一気に2秒以上も更新したことになります。 「今日は調子もよくて、(記録を)狙おうと思っていた。狙った通りの結果が出て、率直にまず嬉しい」と声を弾ませた一方で、「まずは(1分)47秒台が目標だった。思ったよりも記録が出て、自分でも驚いているというのが正直なところ」と、本音を打ち明けてくれた薄田選手。いつも2周目のバックストレートでスピードを緩めてしまう点が課題であったため、この日は、レース前の段階で、筑波大の榎本靖士コーチと「バックストレートを意識しよう」と確認して臨んでいたといいます。「すごく自分の走りに集中できていた」というなか、その500~600m地点を「強気に行けた」ことで、「その流れに乗って、最後まで持たせることができた」と振り返り、「500mを通過したところで加速するイメージで走れたことがすごくよかった」と評価しました。 希望ヶ丘高(神奈川)の2年から3年で、1分55秒22から1分51秒61まで大きく記録を伸ばし、3年時のインターハイで8位に入賞している選手。大学進学後は、「強い練習をガンガン詰めていくよりも、レースに通じるようなきれいな動きで走り通す」「レースペースもいっぱいいっぱいならずに余裕を持つことで、きれいなフォームでスピードを維持する」という「筑波大学のスタイル」に根ざしたトレーニングで着実に記録を伸ばし、大学4年の日本選手権で5位入賞を果たすところまで成長してきました。大学院1年の昨シーズンは、やや足踏み(1分48秒86)して「だいぶくすぶってしまった」そうですが、昨年、筑波大に二見優輝選手(2020年インターハイ3位)が入学。「二見くんと日々切磋琢磨することができたのが、この1年の大きな伸びにつながったと思う」と大きく花を咲かせる契機となりました。 この結果を踏まえて、当初設定していた「日本選手権表彰台」という今季の目標を、「日本選手権優勝を目指して取り組んでいきたい」と上方修正。「これまで意識していなかった」という1分45秒台も射程圏内となるタイムが出せたことで、「800mは、世界に記録が遠い種目。そのレベルを縮めていける1人になれたら」と、新たな目標も見えてきたようでした。 ちなみに、2組目で結果的に薄田選手の好記録をアシストする形となった村島選手は、500mを過ぎたところで、いったん後退したものの、終盤で再浮上して、薄田選手に続き2着。総合でも5位に食い込みました。1分47秒43は、自身が2018年のこの大会でマークした自己記録1分47秒01に続くセカンドベスト。バックストレートでの減速が惜しまれる好走で、次戦以降が楽しみになってきました。


女子800mは田中がセカンドベストで快勝
近畿出身の同期4選手が上位を独占



女子800mの決勝も、3組のタイムレース決勝で行われました。記録上位者が入る3組目には、1500mの日本記録保持者(3分59秒19)で、東京オリンピック女子1500mで8位入賞を果たしている田中希実選手(豊田自動織機)が出場。1500mにエントリーしていた木南記念は、出走直前に棄権したため、5000mで日本人トップの3位となった4月29日の織田記念以来のレースとなりました。レースは、江藤咲選手(環太平洋大)がペースメーカーとして最初の400mを61秒で通過していく展開に。序盤を後方からレースを始めた田中選手は、300~400mで3番手に浮上すると、江藤選手がレースを終えた500m過ぎでトップに立ち、その後は、後続との差を広げていきました。力みの感じられない軽やかな走りで、セカンドベストの2分03秒10をマーク。兵庫リレーカーニバル1500m、織田記念5000mに続き、この種目でもあっさりと今季日本リストでトップに立ちました。

静岡国際は、来年のブダペスト世界選手権を見据え、800mでのアジア大会出場を視野に、選考指定競技会となっているこのレースでの優勝を目指してエントリー。木南記念の棄権は、ウォーミングアップまでは終えていたものの、レースに臨もうというタイミングで右大腿部の前部に、痛みではなかったと言うものの違和感を覚えたため、「疲労と受け止め、無理はやめようと」決断しました。今回のレースではテーピングを施して出走していましたが、これは精神的な安心感を得ることも兼ねた念のための措置。「レース中は全く気にならず、走りに集中できた」といいます。
レースプランとしては、「最後まで加速しながらいくイメージ。どこかで急激に(スピードを)上げることはせずに、着実に優勝を狙う」ことを意識していたそうで、62秒前後で入って、後半上げる形となったレース展開について、「ネガティブスプリット(※前半よりも後半のペースが速いこと)でいければ理想かなと思っていたので、結果的にそれができたことはよかった」と振り返りました。
今シーズンを、世界で戦っていくための「チャレンジの年」と位置づけている田中選手は、セイコーGGPで1500mに出場したあと、ダイヤモンドリーグをはじめとする海外転戦に向かう計画を立てています。「(日本代表としてではない個人での遠征で)よりのびのびと海外のレースを味わい、経験を積んだうえで世界陸上に向かっていけるようにしたい」というのがその目的です。

日本選手権には、今のところ世界選手権参加標準記録を突破済みの1500m・5000mに加えて、800mにもエントリーを予定。ただし、「800mで世界を目指せる状況でなければ、2種目に絞るかも」ということです。800mの世界選手権参加標準記録は、日本記録(2分00秒45、杉森美保、2005年)を上回る1分59秒50ですが、2分を切るための展開として、「60秒で入って、59秒で上がるというイメージ」を理想に挙げる田中選手は、「最初の60秒が、今日の(入りの)62秒と同じ力の入れ具合で走れるような力がつけば…」と、その道すじも明確になっています。昨年果たした1500mの3分台突入に続き、800mでも日本人女子初の1分台突入のアナウンスが流れる日は、そう遠くないかもしれません。

なお、このレースでは、今春、立命館大を卒業した塩見綾乃選手(岩谷産業)、東大阪大を卒業した川田朱夏選手(ニコニコのり)、そして西脇工高から同志社大に進み、田中選手とともに豊田自動織機TCで競技を続けて、今春から豊田自動織機の所属となった後藤夢選手の3名が、2分04秒76、2分05秒37、2分05秒51の順で田中選手に続きました。田中選手を含めて同学年の4人は、同じ近畿地区で高校生のころから励まし合いながら、ライバルとして競ってきました。それぞれの道を選択しながら、社会人となっても日本グランプリシリーズで上位を占める関係性が続いていることがわかる結果で、喜ばしさとともに、頼もしさを感じる光景でした。


郡がパフォーマンス日本歴代4位の好投
女子三段跳では、森本・髙島が好記録



アジア大会選考指定種目では、女子円盤投で、今季から社会人となった日本記録保持者(59m03)の郡菜々佳選手(新潟アルビレックスRC)が57m87をマーク。パフォーマンス日本歴代4位となる好記録で優勝を果たしました。郡選手は2回目にも57m00をマークし、高いレベルの安定性を印象づけました。男子走高跳は、昨年2m31を跳んでいる真野友博選手(九電工)が2m27でV。日本記録保持者(2m35)で、昨年の東京オリンピックで決勝進出を果たした戸邉直人選手(JAL)は2m15(8位)にとどまりました。

ジャシンタ・ビーチャー選手(オーストラリア)が自己新記録となる22秒70(-0.2)で圧勝した女子200mは、2位の齋藤愛美選手(大阪成蹊AC)が自己3番目となる23秒54で日本人トップ。3・4位には青山華依選手(甲南大)・壹岐あいこ選手(立命館大)が、ともに23秒60・23秒62の自己新記録で続き、5位の君嶋愛梨沙選手(土木管理総合試験所、23秒66)、6位の税田ジェニファー璃美選手(城西高、23秒67)も自己記録を大きく塗り替えました。タイムレース決勝ではなく、予選・決勝のラウンド制で行われた女子400mHは、海外招待のケイラ・バーバー選手(アメリカ)が56秒55で優勝。日本勢では宇都宮絵莉選手(長谷川体育施設)が57秒43で最上位の2位となりました。また、男子円盤投は、日本記録保持者(62m59)の堤雄司選手(ALSOK群馬)が58m20で勝利しました。

そのほかのグランプリ種目でレベルの高い戦いが繰り広げられたのは、女子三段跳。1回目に織田記念で日本歴代3位の13m56をマークした森本麻里子選手(内田建設AC)が13m47(+0.5)でトップに立ちましたが、2回目で髙島真織子選手(九電工)が13m48(+0.9)を跳んで逆転、髙島選手は3回目も13m48(+1.8)をマークして、首位で前半を折り返しました。4回目に入ったところで、森本選手がセカンドベストの13m55(+1.6)に記録を伸ばし、再び首位に。5・6回目が強い向かい風となった影響もあり、その後、この記録を上回ることは叶いませんでしたが、再逆転を期した髙島選手も、後半は13m19、ファウル、13m20にとどまり、織田記念に続き、森本選手・髙島選手の順位となりました。髙島選手の13m48は、織田記念でマークした13m35(+0.8)を更新する自己新記録で、この結果、日本歴代6位へと浮上しています。

4月30日~5月1日の木南記念からの連戦となった男女400m、男子400mH、男子棒高跳では、男子400mでは川端魁人選手(中京大クラブ)がセカンドベストの46秒01で、女子400mは松本奈菜子選手(東邦銀行)が53秒49で、それぞれ優勝。男子棒高跳では、東京オリンピック代表の江島雅紀選手(富士通、ダイヤモンドアスリート修了生)が5m40を1回でクリアして、同じく5m40に成功した石川拓磨選手(東京海上日動CS)を押さえ、日本グランプリシリーズ初優勝を果たしています。また、チャイニーズタイペイの彭名揚選手が49秒39で制した男子400mHは、富士通所属の豊田将樹選手岸本鷹幸選手が49秒49・49秒65で2・3位を占めました。

 
文:児玉育美(JAAFメディアチーム)
写真:アフロスポーツ

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