2021.07.31(土)選手

【記録と数字で楽しむ東京オリンピック】女子100mハードル




・予 選 7月31日 10:45 5組4着+4

・準決勝 8月1日 19:45 2組3着+2

・決 勝 8月2日 11:50

寺田明日香(ジャパンクリエイト)
青木益未(七十七銀行)
木村文子(エディオン)


準決勝で日本新をマークすれば、もしかして……

12秒87の日本記録をともに今シーズンマークした寺田明日香(ジャパンクリエイト)と青木益未(七十七銀行)は参加標準記録(12.84)に0秒03届かなかったが、ワールドランキング30位と35位で出場権を獲得。16年のリオに出場した木村文子(エディオン)もギリギリ40位に滑り込んだ。この種目に3人がエントリーするのは世界選手権を含めても史上初。世界選手権では、2人エントリーが2回あって、17年に木村と紫村仁美(東邦銀行)、19年に木村と寺田が出場している。

2021年の世界リストでは、12秒87の寺田(+0.6)と青木(+1.8)が41位タイ、13秒12(+1.5)の木村が119位タイ。エントリーリストのシーズンベストでは、寺田と青木は20位タイの位置で、準決勝に進める24人の圏内にいる。

五輪と世界選手権の両方に「母親」である日本人選手が出場したのは、これまでは2008年・北京五輪の5000mと10000mに、09年と11年の世界選手権でマラソンに出場した赤羽(あかば)有紀子さん(ホクレン)のみだった。19年世界選手権に出場した寺田は、赤羽さんに続いて両世界大会出場の2人目となった。

◆五輪&世界選手権での日本人最高成績と最高記録◆
<五輪>
1968年までの80mHでは、
「最高成績」
1964年 5位 10.72(+2.3)依田郁子(リッカー)=正式記録は10分の1秒単位の「10秒7」

1972年からの100mHでは、
「最高成績」
2004年 準決勝1組8着 13.11(+1.5)金沢イボンヌ(佐田建設)
「最高記録」
13.11(+1.5)金沢イボンヌ(佐田建設)2004年 準決勝1組8着


<世界界選手権>
「最高成績」
2017年 準決勝2組8着 13.29(+0.5)木村文子(エディオン)
「最高記録」
13.15(-0.9)木村文子(エディオン)2017年 予選2組4着


◆五輪&世界選手権での決勝と準決勝に進めなかった最高記録◆
世界選手権が始まった1983年以降の五輪と世界選手権での「決勝に進めなかった(準決勝で落選)最高記録」と「準決勝に進めなかった(予選で落選)最高記録」は、以下の通り。一次予選・二次予選があった時は、二次予選の記録を記載した。また、至近6大会については、予選と準決勝を最も遅いタイムで通過した選手の記録をカッコ内に示した。


年  準決落最高 予選落最高

1983   13.08    13.21=二次予選

1984五輪 13.20    13.72

1987   13.04    13.40

1988五輪 12.93    13.32=二次予選

1991   13.02    13.29

1992五輪 13.14    13.31=二次予選

1993   12.96    13.41

1995   12.87    13.13

1996五輪 12.70    12.78=二次予選

1997   12.91    13.07

1999   12.83    12.96=二次予選

2000五輪 12.92    13.11=二次予選

2001   12.78    13.13

2003   12.87    13.29

2004五輪 12.60    13.01

2005   12.85    13.17

2007   12.80    12.94

2008五輪 12.86    12.99

2009   12.76    13.23

2011   12.86    13.28

2012五輪 12.75(12.83)13.10(13.51)

2013   12.82(12.78)13.24(13.33)

2015   12.86(12.86)13.13(13.14)

2016五輪 12.86(12.82)13.01(13.04)

2017   12.87(12.86)13.14(13.15)

2019   12.78(12.65)13.11(13.14)

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最高記録 12.60    12.78

五輪最高 12.60    12.78

世選最高 12.76    12.94


以上のカッコ内の「通過者最低記録」の通り、12年以降の至近6大会のデータからすると、その組の風速の運・不運もあるが、予選を12秒台で走れば準決勝進出はほぼ大丈夫そうだ。


日本のトリオにとって勝負となる準決勝の壁は、やはり高い。

至近6大会で最も遅いタイムの通過者でも日本記録を上回る12秒86。19年ドーハは12秒65で超ハイレベルだったが、日本記録を更新するような走りができればチャンスがあるかもしれない。22年のユージン世界選手権に向けても参加標準記録の「12秒84」をクリアしておきたいところだ。



野口純正(国際陸上競技統計者協会[ATFS]会員)
写真提供:フォート・キシモト

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