女子 800m 優勝 2分03秒71
卜部 蘭(積水化学・東京)
2年ぶりの優勝。(直前の男子800mで)田母神くん(一喜、阿見AC)が優勝したし、ここまで(一緒にトレーニングを積んでいるTWO LAPSの)ずっとメンバーみんなの頑張りを見ていたので、1人の優勝(だった前回)よりも、メンバーが増えての今回の優勝のほうが何倍も嬉しいなと感じた。(レースは)「最後の最後まで出しきるんだ」という気持ちで、無我夢中で走った。レースプランというよりは、(レースの流れに)身を任せてという感じで、最後は全力で駆け抜けられたと思っている。序盤は、広田(有紀)選手が前に出たが、自分の持ち味は後半だと思っていたので、冷静に周りを見ながら走ることができた。俯瞰しながらもレースを運べたことが大きかったなと思う。
(直前の田母神選手の優勝は)すごく力になった。アベックで優勝しよういうことは、レース前に横田(真人)コーチとも話していたので、実現することができてよかった。私は今まで、ガッツポーズをしたことがなかったのだが、自然にゴールしたあとに初めて出た。
今回の日本選手権の4日間で、できたところと、まだまだこれからだなという部分を、レースを通して実感することができた。自己ベストの更新や、世界で勝負するうえで、自分はまだまだ。1つ1つ(上を)向いていけるように頑張りたい。
2021/6/27 JAAFメディアチーム
■第105回日本陸上競技選手権大会
開催日:2021年6月24日(木)~6月27日(日)会場:大阪・ヤンマースタジアム長居
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