2021.06.18(金)その他

理事及び監事の選任について

公益財団法人日本陸上競技連盟(東京都新宿区)は、本日6月18日(金)、定時評議員会を開催し、理事30名、監事3名を選任致しましたので、ご報告申し上げます。
なお、会長等の選定は、来る6月21日(月)の第68回理事会にて行うこととしております。

>>理事30名、監事3名のリスト(PDF

今回の改選は、評議員、監事、外部有識者らで構成する次期役員候補者選定委員会で議論を重ねた上で選考した候補者を、6月3日の理事会で承認し、6月18日の評議員会で選任しました。

次期役員候補者選定委員会では、下記のような考え方を基本に候補者を選考しました。
① 候補者は、本連盟の「理念」を深く理解し、それに基づく「目的」の実現に着実に取り組んで頂ける方であること。(スポーツ文化・陸上競技の普及・振興、競技力の向上、指導者養成等)
② 本連盟定款、定款細則の役員人事規程の順守を前提とし、「スポーツ団体ガバナンスコード」の考え方に沿うとともに、その「原則」、「補足」及び「激変緩和措置」を考慮する。役員の構成については、多様性(性別、専門分野、地域、年齢等)に配慮するとともに、そのバランスや円滑な業務の継承についても配慮する。外部理事(25%)、女性理事(40%)の目標割合は、2023年度改選での達成を目指し、今回の選考においてもその過程として、重要な考慮案件とする。
③ 男女を問わず、陸上競技人口の拡大のためにも従来の考え方にとらわれず幅広く人材を求める必要がある。

選任された役員の構成等は以下の通りです。
◆女性役員の人数・比率
<理事>
改選後 女性5名/総数30名(16.7%)
改選前 女性2名/総数28名(7.1%)

<理事、監事の合計>
改選後 女性6名/総数33名(18.2%)
改選前 女性2名/総数31名(6.5%)

本連盟では定款細則により、2023年度改選から地域陸上競技協会、協力団体、学識経験者のそれぞれに理事候補者として推薦する女性の最低人数を明示し、理事30名のうち女性が必ず12名(40%)以上となるよう定めています。

【参考】本連盟定款細則(8ページの別表に当該部分を記載)
https://www.jaaf.or.jp/pdf/about/rikuren/contribute-rule.pdf


◆外部役員の人数・比率
<理事>
改選後 外部7名/総数30名(23.3%) 
改選前 外部6名/総数28名(21.4%)

<理事、監事の合計>
改選後 外部10名/総数33名(30.3%)
改選前 外部9名/総数31名(29.0%)


◆激変緩和措置の適用
今回選任された理事のうち、尾縣貢理事、瀬古利彦理事は2011年6月から2021年6月まで連続10年にわたって理事を務めており、今回の重任により「スポーツ団体ガバナンスコード」の原則2に定められている原則10年の在任期間を超えることとなります。
両氏については、次期役員候補者選定委員会において実績等を適切に評価した結果、組織運営及び業務執行上、引き続き在任することが特に必要であり、同コードで認められている激変緩和措置の対象に該当する理事候補者として選定。理事会で承認、評議員会でも選任されました。

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