男子やり投 81m57
新井涼平(スズキ・静岡)
なんとか連覇(7連覇)を続けることができた。この試合のなかで、ディーンくん(元気、ミズノ、2位・80m07)や坂本くん(達哉、大阪体育大、3位・78m07)といった強い選手が投げてくれなかったら、(逆転できた)最後の6投目はなかった。本当に楽しい試合だった。正直、あれ(逆転した最後の81m57)を1投目から投げたかったという思いはあったが、ディーンくんに80m台で先行されていたので、最後にしっかりとかぶせる形で終えることができ、そして優勝することができて、本当に嬉しく思う。
今季は、(7月末の)東京選手権からスタートしたのだが、そこでは何もできなかった。コロナの影響があって、練習ができていない状態、試合勘がない状態、キレがない状態でやっていく形となっていて、自分では工夫をしながらやっていたつもりだったが、やはり厳しいシーズンにはなってしまった。しかし、そこから少しずつ(調子が)上がっていき、やっと首のケガもよくなったこともあり、自分の本来の投げが…今日は6投目だけではあったけれど…ができた。この日本選手権で、次に繋がる投げができたと思う。
2020/10/01 JAAFメディアチーム
■第104回日本陸上競技選手権大会
開催日:2020年10月1日(木)~10月3日(土)会場:デンカビッグスワンスタジアム
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