男子200m
20秒35(-1.3)
サニブラウン アブデルハキーム(フロリダ大学・在外)
小池(祐貴)選手がついてくることはわかっていたが、そこで焦らず自分の走りができたから勝てたのかなと思う。2冠の達成については、敢えて言うなら“2017年の自分”ができていること。今年、もっと強くなって帰ってきた自分ができないわけはないと思っていたし、「自分が練習でやってきたことをしっかり試合で出せれば、なんの問題なく勝利は見えてくる」ということを頭に描きながら臨んでいた。その通り、しっかり走ることができてよかった。2年前に2冠を獲得したときと比べると、今回の日本選手権は、技術的な面でも修正をしながら、ただ走るだけではなく、頭を使いながらラウンドをこなしていくことができた。そこが大きな違いだったように思う。
多くの方が、遠路はるばるこの競技場まで応援に来てくださったことは、とても嬉しかったし、今まで日本の大会でこんなに多くの方に応援されてたことはなかったので、非常に陸上の人気が高まってきたようにも思った。自分もそうだけど、ほかの選手たちも嬉しいと思う。今後とも応援してもらえると嬉しい。
今回(の日本選手権で)課題がたくさん出た。そういう部分はフロリダに持ち帰ってしっかり修正し、万全の状態で、世界選手権に挑みたい。
■第103回日本陸上競技選手権大会
開催日:2019年6月27日(木)~6月30日(日)会場:福岡市博多の森陸上競技場
▼第103回日本陸上競技選手権大会特設サイトはこちら
https://www.jaaf.or.jp/jch/103/