◎男女混合シャトルハードルリレー決勝
2位 55秒59
・1走:木村 文子(エディオン)
オーストラリアのチームがフライングで失格。せっかく来てくれていたので(一緒に)走りたかったなという思いもあった。レースは、絶対に差をつけられるであろうアメリカとの一騎打ちだったので、スタートで絶対に遅れたくないという気持ちで出た。あとはつなぎさえすれば、残りの3人が頑張ってくれるだろうと信じて走った。走り自体も、世界選手権に向けてのいい練習だと思って走れたのでよかったと思う。
(アジア選手権優勝から好調を維持できているが)こうやって切磋琢磨してやるレースもいいなと思ったし、ハードルの日本チームが徐々に強くなっていることを感じることもできた。自分もどんどん上を目指して頑張りたいとさらに思った。
・2走:高山 峻野(ゼンリン)
走者の交替は、普段のレースではやらないことなので、すごく緊張はしたが、うまくスタートできたのでよかった。普通の(110mHの)レースは競り合いながら隣で人が走っている状態なので、1人で走るというのはなかなか難しいことなのだが、そこもうまくコントロールできて走れたように思う。
決勝を4チームで戦って2位になりたかったので、(2チームでのレースとなって、なんとなく)腑に落ちない思いもあったけれど、今は素直に、2位を取れて嬉しい。
・3走:青木 益未(七十七銀行)
予選のときは、スタート時(のイメージ)を、完全に「タカヤマ」と思ってから出たのだが、それでは遅かったので、今回は「タカヤマの“タ”」で出た(笑)。そのおかげで予選よりはよく出られたように思う。1(走)・2(走)とすごくいいところで来てくれて、スタートもよく出られたので、このまま逃げたいなと思ったが、(力の差があり)やはり抜かされてしまった。そこからはあまりよく走れなかったが、記録の面でも狙っていこうと考え、しっかり(アンカーの)金井くんにつなぐことができたので、まあまあかなと思う。
(シャトルハードルリレーという種目は)これきりでなくて、またやって、どんどん記録の面でも速くなり、次は決勝を4チームで戦うときに、またいいタイムといい順位を出せたらいいなと思う。
・4走:金井 大旺(ミズノ)
予選のとき、(第2走者の)高山さんを応援しすぎてスターティングブロックのセットを忘れていて、「ヤバい」と焦りながら準備するミスをしていたので、決勝は、しっかりすぐに準備をし、いいスタートを切ることができるよう心がけた。
できれば、(全チーム出走となる)4チームで走りたいところだったが、2チームとなってしまったなかで4人ともいいレースをすることができた。マイル(男子4×400mR)も非常にいいタイムで予選を通過したと聞いている。(2位になったことで)明日の決勝に向けて追い風を吹かせることができてよかったと思う。今後も、個人の110mHだけでなく、こういう団体種目でも積極的に参加していきたい。