◎男子4×100mR予選
3組 失格
・1走:多田 修平(住友電工)
(失格という)結果は残念だが、個人の走りは、スタートから(外側のレーンにいた)カナダをけっこう詰めることができたので、よかったのではないかと思う。レースを重ねるうちに(自分自身の)調子も上がってきている。今回の結果はちょっと残念だが、これからまた世界陸上に向けて頑張っていきたい。
・2走:山縣 亮太(セイコー)
世界リレーは2走を任させてもらえたということで、1走の多田くんの勢いを、しっかり3走の小池くんにつなげることを意識して走った。とにかくバトンをしっかり渡すということは、集中してやった。今までやってきた1走のときとは、走っている感覚が違うところがあるのだが、それもバトン練習を何回かやったりするなかで慣れてきた。(再び2走を務める)チャンスがあれば、また頑張りたい。
リレーという意味でも、これから大事な試合がどんどん続いていく。東京オリンピックにしっかりつなげていけるようなレースができればいいと思う。
・3走:小池 祐貴(住友電工)
身体の状態もそんなに悪くはなかったので、全体的に自分の走りは悪くはなかったと思う。走り自体は合わせることができたが、バトンの不測の事態に対応することができなかった。いつもよりバトンのもらう位置や、最後の渡す位置もちょっと違ったりして、そういったところに咄嗟の対応ができなかった。そこは本番の(レース)経験を重ねていくことも大事なのだと思う。帰ってしっかり映像を見て、そこからちゃんとした反省を出して、みんなで共有していきたい。
今後、このメンバーでこのまま行くかもまだわからないが、まずは個人の力をしっかり上げたい。また、こういうことがないように、バトンのほうもじっくりやっていき、今回の反省が生きていけばいいと思う。
・4走:桐生 祥秀(日本生命)
走る前は、1位でゴールして、しっかり決勝に進もうという思いで臨んだ。(バトンのミスについては)1回目のパスのときに、バトンが空中に浮くような感じになってしまった。(そこでは)まだ失格だとはわからなかったので、そのあと(バトンを)取って走った。1組と2組のタイムを見ていなかったので、(着順で決勝に進める)2着は無理だとしても、タイムで拾われたら嬉しいなという思いで走ったので、自分の走り自体はあまり覚えていない。
バトンパスなどはこれから帰って、映像を見てしっかり反省したい。そして、個々の走力を、また上げていきたいと思う。
シーズンはまだ続いていく。しっかりとリレーメンバーに選ばれて、世界選手権や東京オリンピックにつながるようなタイムに挑みたい。