2022.05.07(土)
【第106回日本選手権】男子10000m優勝 相澤 晃(旭化成)コメント
男子10000m 優勝 27分42秒85
相澤 晃(旭化成)
世界陸上の(参加)標準記録(27分28秒00)を狙っていたので、それを切れなかったことは、まだまだなと感じたし、前半が消極的になってしまったところもあった。次の機会までに、もう一度しっかり力をつけて、記録に挑戦できるように頑張りたい。これで日本選手権は2回目の優勝。全体をきちんと見ながら走れたことが勝利のポイントとなった。ラスト2000(m)くらいで出てからは、しっかり前を見ていくことができた。そこは自分としては評価できると思う。
レース中は、伊藤(達彦、Honda)のことを前半から意識していた。伊藤が前に行くかなと思い、ずっと後ろについていたのだが、なかなか行かなかったので、調子が悪いのかなと考え、前に出た。そこで前に行けたことはよかったと思う。
オレゴン世界選手権は、昨年の夏の東京オリンピックの悔しさを晴らす舞台だと思っている。しっかりリベンジできるように、まずはタイム(参加標準記録)を切って出られるように頑張りたい。
(参加標準記録を狙う大会としては)ホクレンディスタンスチャレンジが最後の大会として残っている。そこに向けて、まだ2カ月以上の期間があるので、しっかりと調子を上げて、ベストの走りをしたい。次のレースは、本当にタイムを狙える最後のチャンス。前半から積極的に、順位とか関係なしに、しっかり前で行ければいいと思う。
10000mは、自分が憧れていて、ずっとテレビや雑誌で一番かっこいいなと思っていた種目。その種目で、自分が日本人初の26分台を出すことが目標。その壁を打ち破れるように1歩1歩、強くなっていきたい。
国立競技場で走るのは東京オリンピック以来。かなり緊張もあったし、前回同様に、ちょっと蒸し暑さがあったのでキツさもあったが、前回よりはいい走りができたので、少しは成長できたかなと思う。
2022/5/7 JAAFメディアチーム
■第106回日本陸上競技選手権大会・10000m
開催日:2022年5月7日(土)
会場:東京・国立競技場
▼第106回日本陸上競技選手権大会特設サイトはこちら
https://www.jaaf.or.jp/jch/106/
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