【第105回日本選手権】男子三段跳優勝　山下祐樹（Break Parking・神奈川）コメント：第105回日本陸上競技選手権大会

2021.06.25（金）

【第105回日本選手権】男子三段跳優勝　山下祐樹（Break Parking・神奈川）コメント

男子三段跳優勝 16ｍ12（＋0.5）
山下祐樹（Break Parking・神奈川）

日本選手権（の出場）は、今回で4回目になるが、着々と順位を上げてきた。去年2位という結果だったので、今回優勝できて嬉しく思う。

この大会に向けては、調整期間中に故障を伴ってしまい、なかなか身体をうまく動かせずにいた。しかし、最終的にシーズンベストという形でピークを持ってくることができたのでよかった。

男子三段跳は、東京オリンピックの参加標準（17ｍ14）に、跳躍種目で唯一遠く及ばない種目になっていて、全体的にレベルもかなり低迷している状態。（今回の優勝は）来年以降の世界大会に向けて、いい励みになったと思う。

去年の2月あたりから新型コロナウイルスが流行り、大会が軒並み中止になったことで、競技のモチベーションが自分にフォーカスするようになった。「試合で勝つ」という競技のスタイルではなくて、「自分のより良い状態への追求」という形のスタイルになってから、しっかりと自分に集中して、より磨きをかけられるようになっている。これからも頑張っていきたい。

2021/6/25　JAAFメディアチーム