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2022.04.28(木)

【日本グランプリシリーズ広島大会】第56回織田幹雄記念国際陸上競技大会 前日会見レポート

第56回織田幹雄記念国際陸上競技大会は4月29日、日本グランプリシリーズ「広島大会」として開催されます。4月28日午後には、会場の広島広域公園陸上競技場(エディオンスタジアム広島)において、大会前日の記者会見が行われました。会見には、男子100mに出場する小池祐貴選手(住友電工)と多田修平選手(住友電工)、男子110mHに出場する泉谷駿介選手(住友電工)の3名が参加。これまでの状況や大会に向けての抱負など、メディアからの質問に応えました。

各選手のコメント(要旨)は、以下の通りです。





【会見参加選手コメント(要旨)】

※会見実施順に掲載

■小池祐貴(住友電工)

※男子100mに出場
(今季は、アメリカでシーズンインしたが)アメリカで、何パターンかのやりたいレース、やりたいことを試してくることができた。帰国して「日本選手権まで、こういう形でやっていこうかな」ということを計画立てることができたので、その点はよかったと思う。そこを具体的に言葉で表現するのは難しいのだが、簡単にいえば、レースパターンの部分。前半、中盤、後半といった形にざっくりと分けたときに、中盤のところのトップスピードの区間を重点的に取り組もうかなと、今は考えている。
この冬期練習は、フィジカル面(の強化)をメインに取り組んできた。過去に故障をした場所とか不安な点がいくつかあったので、そこをすべて改善できるように、主に腰まわりなどを中心に(不安な部分との)バランスをとるのと同時に、筋力を増加させることにも取り組んだ。体重は2kgくらいの増加だが、軽いころよりは明らかに地面が踏めているなという感覚が出てきている。まだ、(3戦して)うまく走れたというレースがない状態ではあるが、練習の中では徐々にいい感覚が出てきたので、いつ、それを試合で出せるかなと待っているような状態である。。
今シーズンは、世界陸上の個人戦でファイナルを目指すことが一番の目標なので、今大会についての目標というのは特にない。シーズンの序盤で大事なのは、「これが今の自分にとっての最大のパフォーマンス」というものを、しっかり出せるかどうか。今の自分の感覚のなかでベストを尽くしたい。
タイムについては、(大荒れの天候が見込まれている)明日に狙うのは、厳しいのではないかと考えている。まずは、どんな状況であろうが、集中して自分の走りをしっかりとして、その結果、優勝できれば、次のステップに進めるのかなと思う。自分がいいと思う感覚が、現実的にパフォーマンスに結びつくかどうかという点が一番気になるし、結びつかないのであれば、映像や動き、フォームを見ることも必要になる。その指標として、明日はとりあえず、自分の感覚に頼りきって走ってみようかなと思う。


■泉谷駿介(住友電工)

※男子110mHに出場
今のコンディションはまずまずといった感じ。6月の日本選手権、7月の世界選手権にしっかり合わせるために、(調子を)だんだんと上げてきている状態である。明日は、雨で向かい風もすごいという予報を聞いたので、まずはケガをしないで、しっかり(レースを)終えることが大事だと思っている。
日本選手権室内(3月、60mH決勝)の3台目でクラッシュしてしまい、その際に、リード足の左足首を負傷してしまった。三角靱帯の捻挫で、あまり長引くことはないのだが、現在は無事に走れているものの、違和感がまだ少し残っている状態である。
この大会が、住友電工のユニフォームで出場する最初の試合。ちょっと不安もあるけれど、やっぱりワクワク感のほうが大きい。順天堂(大学)のユニフォームも青だったので、青から青への移動ということで、あまり変わった感じはしないかな(笑)と思う。
今年はまず、日本選手権で3位以内に入ることを重点に置いて、内定をもらったその次に、オレゴン(世界選手権)でしっかりと本調子を出せるようにしていければと思っている。明日のレースでは、13秒3台を出したいなと思っているのだが、天候がよくわからないので、そこをうまく計算しながらやっていけたら…。13秒3前半のタイムを出さないと、世界選手権などの決勝には進めない。どんな状態でも、そういったタイムを出していきたいと思う。


■多田修平(住友電工)

※男子100mに出場
(前戦の出雲陸上から中4日)若干疲労は残っているけれど、出雲でいい刺激が入って、脚も軽やかになった感じがある。明日の目標は優勝。そして、タイムにもこだわってレースをしたい。明日は雨で寒くなるという予報だが、雨のなかでも最低10秒1台とかを出せれば、満足して終われるのかなと思うので、そのあたりをめやすに走ることができればいいなと思う。
(明日は強い向かい風が吹く予報も出ているが)ほかの選手よりも体重が軽いので、正直、僕は向かい風に全然強くない選手。しかし、「日本選手権や世界選手権で、そういう風が吹くかもしれない」と想定をしながら臨むようにしたい。向かい風には絶対に慣れておく必要があると思う。参考記録になるような追い風であろうと、向かい風であろうと、自分の走りに集中したい。また、風に影響されないようするには、どんな走りをしたらいいのか…8mはちょっと厳しいかもしれないが(笑)…、そのあたりも意識しながらやっていきたい。
出雲陸上のあと、レースの走りは動画で確認した。映像で見る限りでは、スタートで前に出られて、そこから桐生(祥秀)さんを除く、ほかの選手を後半から巻き上げる形になった。やはり中盤が浮いていたことで、うまく加速に乗れず、後半で力を使って頑張って抜かすレースとなった。今回は、スタートから中盤にかけて一切浮かないようにスムーズに加速して、後半は(力みは出てしまったが)出雲みたいにイーブンペースで走ってゴールテープを切れるようにできたら…。出雲では、スタートの反応自体は全然悪くなく、むしろスタートから3~4歩目のつなぎ目のところで、若干脚が空回りしている部分があった。そこを浮かないように、低めの姿勢で、うまく体重移動を利用して加速することができれば、リードを奪えると思う。試合でその部分を意識するのは難しいことだが、(ウォーミング)アップなどで試しながら、やっていこうと思っている。僕自身は、試合を重ねていくたびに、調子が上がっていき、脚のキレも良くなっていくタイプ。出雲よりは速く走れる自信はある。


大会は、4月29日午前9時00分に競技開始。男子6種目、女子7種目の計13種目が行われるグランプリは、男子110mH予選が最初の種目で、11時15分にスタート。13種目中、男子3000mSCを除く12種目が、9月に中国で開催される杭州アジア大会の日本代表選考を兼ねて行われます。当日は、午前9時(予定)より日本陸連YouTubeチャンネルにおいて、ライブ配信の実施の予定。ライブ配信のURLほか、タイムテーブルやエントリーリストおよびスタートリストなど、大会に関する詳細は、日本陸連公式サイトの大会ページ( https://www.jaaf.or.jp/competition/detail/1642/ )をご参照ください。

文・写真:児玉育美(JAAFメディアチーム)


ライブ配信


2022年4月28日(金・祝)午前9:00頃~(予定)

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