「日本グランプリシリーズ」は、2018年にスタートした、指定大会を対象に年間を通してポイントを争うトラック・アンド・フィールドの大会の総称です。
国際大会につながる国内ハイレベルの大会としてシリーズを通して競うことにより、世界で活躍できるアスリートの強化・育成を図り、国内各地で開催することで、国内のファンに広くトップ選手のパフォーマンスを披露し、ファン層の拡大や応援文化の定着を目指します。
1年目は全国13都市で開催されたグランプリプレミアとグランプリの13大会でしたが、2年目の2019年はシリーズ指定大会が増え、グランプリプレミア4大会(東京、静岡、神戸、広島)、グランプリ10大会(札幌、水戸、新潟、大阪、鳥取、出雲、山口、北九州、熊本、延岡)の計14大会が開催されます。さらに、第103回日本陸上競技選手権大会とドーハ2019アジア選手権大会、セイコーゴールデングランプリ陸上2019大阪がポイント対象大会となり、対象種目の結果がポイントとなります。
グランプリ種目として実施するのは、男女各19種目、計38種目(※そのうちチャレンジ種目として行われるもの、400mの代わりに300m、3000mSCの代わりに2000mSCが行われる大会あり)。グランプリプレミア大会、グランプリ大会それぞれの招待基準・参加資格を満たした日本のトップアスリートが集います。
また、記録や順位などをポイント化しシリーズポイントとして定め、年間のシリーズを通してそのポイントにより、男女それぞれの全種目総合のトップ「シリーズチャンピオン」と「種目別チャンピオン」を表彰します。
シリーズチャンピオンには、強化費および翌シリーズの招待選手の権利などが贈られ、2019年末に行われるJAAFアスレティックス・アワード2019で表彰します。