公認指導者資格
日本陸上競技連盟指導者資格について
日本陸上競技連盟(以下JAAF)では、2012年度より日本スポーツ協会(以下JSPO)公認スポーツ指導者システムの制度と連携し、「JAAF公認コーチ」、「JAAF公認ジュニアコーチ」の2種類の資格を制定し、指導者を養成しています。(2011以前は下記旧名称の4資格)
2020年11月に発表した指導者養成指針では、陸上競技の指導現場に立つ全ての指導者のコーチ資格取得を目指し、資格取得後も継続的に学習できる環境を整備するための、コーチ養成システムの再構築を掲げました。その一環として、2022年度、新たにJAAF公認スタートコーチを新設し、コーチ養成の拡充を図ります。
JAAF公認指導者資格概要
<旧名称> 2011年以前 | <現行> | |
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資格名 | 資格名 | |
日本スポーツ協会(JSPO) | 日本陸上競技連盟(JAAF) | |
日本体育協会 公認上級陸上競技コーチ |
JSPO公認陸上競技コーチ4 | JAAF公認コーチ ※コーチ4の新規養成は行っていない |
日本体育協会 公認陸上競技コーチ |
JSPO公認陸上競技コーチ3 | |
日本体育協会 公認上級陸上競技指導員 |
JSPO公認陸上競技コーチ2 | JAAF公認ジュニアコーチ ※コーチ2の新規養成は行っていない |
日本体育協会 公認陸上競技指導員 |
JSPO公認陸上競技コーチ1 | |
‐ | JSPO公認陸上競技スタートコーチ | JAAF公認スタートコーチ |
資格名 | JAAF公認コーチ (JSPO公認陸上競技コーチ3) |
JAAF公認ジュニアコーチ (JSPO公認陸上競技コーチ1) |
JAAF公認スタートコーチ (JSPO公認陸上競技スタートコーチ) |
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養成目的 | 都道府県レベルの競技者の指導、育成、強化に あたる指導者の養成。 |
発育発達段階を考慮した競技者育成のための 基本指導を行える指導者の養成。 |
必要最低限度の知識・技能を修得した上で、 陸上競技の上位資格者と協力し、 安全で効果的な活動を提供する指導者の養成。 |
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指導者の役割 | 地域および都道府県での 競技者育成・強化。 |
地域スポーツクラブ(スポーツ少年団を含む)等に おける陸上競技の基礎的な実技指導。 小・中・高校生の部活動および 地域活動の指導。 |
地域スポーツクラブ、スポーツ少年団、 学校運動部活動等の指導。 |
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会場数・養成数 | 2または3会場/年 (60名/会場) |
20会場程度/年 (20-100名/会場) |
20会場程度/年 (20-60名/会場) |
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受講条件 | ・受講年度の4月1日現在、満27歳以上。 ・都道府県陸上競技協会または日本陸上競技連盟が推薦し、 日本陸上競技連盟指導者養成委員会が認める者。 ※陸上競技及び指導経験、 実績により一部特例を認める場合がある。 ・日本陸上競技連盟登録者。 ・ジュニアコーチ(JSPOコーチ1または2) 資格を有する者。 |
・受講年度の4月1日現在、満20歳以上。 ・陸上競技の指導に携わっている者、 もしくは将来陸上競技の指導に携わる 希望、予定がある者(学生を含む)。 ・日本陸上競技連盟指導者養成委員会が認める者。 ・日本陸連登録者※2023年度より |
・受講年度の4月1日現在、満18歳以上。 ・陸上競技の指導に携わっている者、 もしくは将来指導に携わる希望、 予定がある者(学生を含む)。 ・都道府県陸上競技協会および 日本陸上競技連盟指導者養成委員会が認める者。 |
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時 間 数 |
共通科目 | 集合30h、その他120h 計150h (共通Ⅲ) |
集合14h、その他21h 計35h (共通Ⅰ/スポーツリーダー) |
集合3.5h、その他 11.5h 計15h (共通スタート) |
専門科目 | 集合19h、その他43.5h 計62.5h |
集合14h、その他26h 計40h |
集合4h 計4h |
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受講料(税込) ※テキスト代は含まない |
共通科目:22,000円 専門科目:16,500円 |
共通科目:11,000円 (スポーツリーダー) 専門科目:16,500円 |
共通科目+専門科目:13,200円 | |
登録料 | 初期登録手続き料 3,300円(税込)、登録料 14,000円/4年間(非課税) |
- 公認ジュニアコーチ養成講習会で実施しているJSPO公認スポーツリーダー(共通科目Ⅰ)については2022年度の講習を以って終了となります。