Day4:8月4日(日)
パリオリンピック陸上競技4日目の8月4日、イブニングセッション最初のトラック種目として、男子400mの予選が行われました。フルエントリーした日本は、佐藤拳太郎選手(富士通)が1組に、中島佑気ジョセフ選手(富士通)が3組に、佐藤風雅選手(ミズノ)が6組に入る番組編成。佐藤拳選手は5着、中島選手は6着、佐藤風選手が6着でのフィニッシュとなり、3選手とも上位3選手に与えられる着順での準決勝進出はならず。残る6枠を懸けて、翌8月5日のモーニングセッションで行われる敗者復活ラウンドに臨むこととなりました。
各選手のコメントは、以下の通りです。
男子400m 予選
中島佑気ジョセフ(富士通)
3組6着 45秒37 =敗者復活ラウンドへ予選は3着以内で通過することを目標にしていたし、それができる自信もあった。ベストな道を辿ってここまでやってこられたと思うのだが、ちょっと足りなかったので、反省する部分はあると思う。
前半はいい形でリラックスして入れたが、250mを過ぎてから内側の(レーンの)選手にかわされるような形になった。そこで切り替えをしたのだが、やはりラストの力が足りなかった。
まずは準決勝に進出することを目指して、明日の敗者復活戦を頑張りたい。
佐藤風雅(ミズノ)
6組6着 46秒13 =敗者復活ラウンドへオリンピックは夢の舞台だった。そこにやっと立てて、全力で楽しんでやろうという気持ちで、思いきり自分のレースをしたのだが、それが裏目に出てしまった。少しセーブしきれなくて、本当に全部をぶつけられなかったことが悔しい。
佐藤拳太郎(富士通)
1組5着 45秒60 =敗者復活ラウンドへ日本記録(44秒77=自己記録)を出せていれば、着順で準決勝に進むことができていた。完全に私の力不足、全然ダメだった。(足に不安を抱えていたが)スタートラインに立ったからには、一切言い訳にならない。シンプルに、「本日、私の足が遅かった」というのがすべてだと思っている。
明日、レペチャージ(敗者復活)ラウンドがあるので、そこに向けてしっかりと準備をし、なんとしても準決勝に駒を進められるように、気合いを入れ直して、準備したいと思う。
文:児玉育美(JAAFメディアチーム)
写真:フォート・キシモト/アフロスポーツ