女子円盤投 優勝 58m70
郡菜々佳(新潟アルビレックスRC・新潟)
「嬉しい」のひと言。さっきまでは実感がなくて、「終わったーっ!」というくらいにしか思っていなかったのだが、だんだん実感が湧いてきた。ずっとずっと失敗していたこの舞台で、やっと勝つことができたので、本当に嬉しい。特に日本記録(59m03、2019年)を出してからは、(思うように投げられずに)苦しい時期が続いた。やめたいとも思ったが、それでもずっと応援してくれる監督、家族、仲間がいたので、やってくることができた。たくさんの人に感謝の気持ちを伝えたい。
今回、投げ自体は、今季一番仕上がっている状態で臨めていたので、練習投てきの段階からすごく(調子が)よかった。それをしっかりと試合で出せたということは、私のなかで、また大きな自信になった。
(3回目の57m69、6回目に投げた優勝記録の58m70は)どちらも「めちゃ、決まった」という投げではなく、私ができる「当たり前の動きを当たり前にしただけ」のもの。まだまだ記録を伸ばしていけるという自信はある。
今シーズンのオレゴン(世界選手権出場)には、少し厳しいかなという位置にいる。来年の日本選手権でもしっかりと自分のパフォーマンスを発揮して、ブダペスト世界選手権の切符を手にして、パリオリンピックにつなげていきたい。最終日(6月12日)には砲丸投にも出場する。砲丸投は楽しんで、チャレンジャーとして、思いきりやれたらと思っている。
2022/6/9 JAAFメディアチーム
ーー
その日、決まる。その日、始まる。
■第106回日本陸上競技選手権大会
開催日:2022年6月9日(木)~6月12日(日)会場:大阪・ヤンマースタジアム長居
▼第106回日本陸上競技選手権大会特設サイトはこちら
https://www.jaaf.or.jp/jch/106/
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