選手の表情から余裕がありそうだなとか、きつそうだなとか選手の感情が読み取れます。しかし、表情からは読み取れないものもあります。
コース上には競歩審判員がいて、競歩のルール「ベント・ニー」「ロス・オブ・コンタクト」が怪しいと思われる選手に、イエローパドルが出されます。

集団でレースが動いているとき、競歩審判員がイエローパドルを片手にその集団に近づいてくるシーンがあり、そのとき選手は、集団の誰かにイエローパドルが出されると察知します。
選手は心の中で「自分じゃありませんように」と思うわけで、
自分じゃなければ「ふー。良かった。」
自分だったら「この後、フォームに気をつけなきゃ。」
表情からは読み取れないと思いますが、選手はそんな心情になっています。
「え!?自分!?」って表情に出てしまう選手もいたり、「分かりました」と手を挙げたり頷いたり、反応を見せる選手もいます。そんなところにも注目してレースを観戦してみてください。
ちなみに、競歩審判員からイエローパドルを出されたときにレース展開が動くことがあります。マークしていた選手にイエローパドルが出されたとき、「ここだ!」とばかりにペースを上げることも。
>>競歩のルールはこちら(PDF)
【競歩の豆知識】その③ 競歩選手あるある
競歩をやっている。競歩をやっていた。という話をすると、「なんで競歩、始めたの?」や「レース中、走りたくならないの?」
という、質問を何度もされるので、競歩選手は、この2つの質問を数え切れないほど受けています。
■第106回日本陸上競技選手権大会・20km競歩 大会ページ
https://www.jaaf.or.jp/competition/detail/1695/
■第106回日本陸上競技選手権大会・20km競歩 エントリーリスト
https://www.jaaf.or.jp/news/article/17448/
■応援メッセージキャンペーン!~“世界一熾烈な頂上決戦“に挑む選手たちへエールを送ろう!~
https://www.jaaf.or.jp/news/article/17466/
▼競歩のルール(PDF)

▼ブダペスト2023世界選手権 日本代表選手内定への道(PDF)

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