レースの順位変動も面白いのですが、いったいこのペースは速いの?遅いの?というのが分かるようになると競歩のスピード感も把握でき、レースを楽しく見ることができます。
女子20km競歩は1kmのラップタイムが「4分30秒」を切っているかどうかがポイント。
20kmのレースの中間点、10kmの通過タイムが「45分」を切っていたら、いいペースといえます。
35km競歩の場合、「4分45秒」前後が派遣標準記録(2時間46分00秒)を突破するうえでは、一つ目安となるペースになります。
男子20km競歩は1kmのラップタイムが「4分」を切っているかどうかがポイント。
20kmのレースの中間点、10kmの通過タイムが「40分」を切っていたら、ややいいペース。
近年のレースだと通過タイムが39分を切ることも多いので、10kmの通過タイムが「38分台」だったらかなりいいペースです。
「第104回日本陸上競技選手権大会・20km競歩」男子20km競歩で大会記録を更新した山西利和選手は10kmを 38分38秒で通過しています!
>>第104回日本陸上競技選手権大会・20km競歩 リザルト
35km競歩の場合、「4分10秒」前後が派遣標準記録(2時間27分30秒)を突破するうえでは、一つ目安となるペースになります。
「第106回日本陸上競技選手権大会・35km競歩」男子35km競歩では、松永大介選手が初めの5kmをなんと20分02秒で通過しています!
>>第106回日本陸上競技選手権大会・35km競歩 リザルト
【競歩の豆知識】その① 競歩選手が歩くとあと何分...!?
高速道路でよく見かける「ここから渋滞10km 60分」という渋滞情報の表示。日本代表レベルの競歩選手なら男子は40分切り、女子は45分切りで到着します!
クレジット:フォート・キシモト
■第47回全日本競歩能見大会 大会ページ
https://www.jaaf.or.jp/competition/detail/1704/
■第107回日本陸上競技選手権大会・35km競歩 大会ページ
https://www.jaaf.or.jp/competition/detail/1750/
▼競歩のルール(PDF)
▼ブダペスト2023世界選手権 日本代表選手内定への道(PDF)
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