男子400mH 優勝 48秒69 ＝東京オリンピック代表内定 ※参加標準記録突破済み
黒川和樹（法政大・山口）
素直に嬉しい。そして、自分がこの数年間で、ここまで上ってくることができたのは、自分の力だけではなくて、周りの方々のサポートのおかげだと思っているので、本当に感謝しかない。自分は前半から行くのが持ち味なので、自分のレースをしっかりすることを心がけた。それができれば勝てると思っていたし、（実際に）自分のレースがしっかりできた。
参加標準記録を突破している選手が全員自分よりも内側のレーンという状態（で、自分が追われる位置）だったが、あまり気にせずに、「自分が一番強い」と思い込んで、前半からしっかり行った。
優勝できる自信は全然なかったのだが、アップのときから「自分が強い、自分が強い」と思い込んで、決勝に臨んだ。ラストで安部さん（孝駿、ヤマダ）と競り合うことになったが、「ここで負けてたまるか」と思った。結局ゴールして、優勝して、オリンピック内定を得ることができたので、ものすごく嬉しかった。
オリンピックは、自分より強い選手が多いので、そこでどれだけ自分のレースができるのか、少し楽しみでもある。欲を言えば、決勝に行きたいが、そのためにはもう少し必要な部分がある。これからのオリンピックまでの期間で、できるだけ磨き上げて、世界トップレベルの方と勝負できればなと思う。
2021/6/26 JAAFメディアチーム
■第105回日本陸上競技選手権大会
開催日：2021年６月24日(木)～6月27日(日)会場：大阪・ヤンマースタジアム長居
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