男子3000m障害 優勝
8分15秒99 =日本新記録、東京オリンピック代表内定 ※参加標準記録突破済み
三浦龍司(順天堂大・島根)
まずはオリンピックの代表に無事に内定することができて、すごく嬉しい。自分が最後にコケて(転倒)しまって、最後の最後で悔しい思いというか課題みたいなものは残るのだが、少しながらも日本記録も更新することができたので、結果オーライかなと思う。
(転倒後にスパートしたが)コケはしたものの、そのときは身体にダメージを感じなかった。また、最後の1周だし、ほかの選手も決めるところ。負けてられないというか、最後まで粘るというか、そういう気持ちを出すために、少し早めにスパートした。
(優勝候補だった前回日本選手権はケガで欠場した。このときは)絶好のチャンスというか、貴重なチャンスを1回失ったので、惜しい気持ちはあった。しかし、すぐに気持ちを切り替えていたし、この1年でしっかりと準備できたので、昨年のことは特に引きずってはいない。
東京オリンピックは、(年齢的に)自分には少し早いかなと思っていたので、1年ずれたことでチャンスが巡ってきたと思っている。せっかくチャンスを、自分の競技力向上と、これからの3000mSCに向けてのスキルアップのためにいいものにしたいと思うし、そこでしっかり勝負していきたい。
(オリンピックでは)今日よりもさらにハイペースになったり、極端にスローになったりするレースも考えられるし、それは予選、決勝と変わってくると思う。どんなレースでも対応できるような力や走り方を、残り1カ月で、できるところまでしっかり引き上げていきたい。
2021/6/26 JAAFメディアチーム
■第105回日本陸上競技選手権大会
開催日:2021年6月24日(木)~6月27日(日)会場:大阪・ヤンマースタジアム長居
▼第105回日本陸上競技選手権大会特設サイト
https://www.jaaf.or.jp/jch/105/
▼第105回日本選手権 応援メッセージキャンペーン
https://www.jaaf.or.jp/jch/105/news/article/14925/