女子1500m
4分15秒79
卜部蘭(NTTC・東京)
昨年は(優勝を)すごく狙っていて、最後の最後で取れなかった。なので、まずは“通過点として日本選手権を獲得しよう”という気持ちで臨んでいた。ラストは、田中(希実)選手との競り合いになったが、横田(真人)コーチが引っ張ってくださったりして、そういうラスト勝負をイメージしたトレーニングを積んできていたので、本当に自然と身体が動いたという感じ。そういう形で、いいイメージを持って走ることができた。最後(のスパート)は、横田コーチから、「自分が行けると思った位置で行け」と言われていたこと、また、これまでのレースのなかでも「ラスト100mが残っていれば行けるな」と言われていた。そういったところでも、イメージ通りに行けたかなと思う。
ワールドランキング制になって、1500mでも東京オリンピックを狙えるようになってきた。今回の日本選手権も含めて、1つ1つのレースを通過点として臨んでいくことが大切だと思っている。また、今までよりも、その1つ1つが、次に向けてつながっているんだという思いが強くなっている。「ここで止まっていちゃいけない」という気持ちで(競技に)取り組めていることが大きいかなと思う。
■第103回日本陸上競技選手権大会
開催日:2019年6月27日(木)~6月30日(日)会場:福岡市博多の森陸上競技場
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https://www.jaaf.or.jp/jch/103/