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2025.09.18(木)

【東京2025世界陸上】5日目チームJAPANハイライト



チームJAPANハイライト

Day5:9月17日(水)

東京2025世界陸上競技選手権大会は9月17日、大会中日となる第5日を迎えました。この日も、イブニングセッションのみの開催で、4種目の決勝と、2種目の準決勝、4種目の予選が行われました。
日本勢は、この日の決勝に駒を進めた選手は不在の状況となったものの、大会後半に決勝が予定されている3種目の予選に代表選手たちが出場。フルエントリーを果たした男子やり投と男子200mのほか、女子200m予選で、「サンライズレッド」が会場を彩りました。

チームジャパン最初の登場となったのは、19時10分から競技が開始された男子やり投予選A組。予選通過記録には84m50が設定され、まず、この組に、﨑山雄太(愛媛競技力本部)とディーン元気(ミズノ)の2選手が出場しました。第9投てき者として先に投げる形となったディーン選手は、1回目を77m01でスタート。さらに記録を伸ばしていきたいところでしたが、2回目に76m58、3回目は72m89と、記録を伸ばすことができませんでした。また、1回目の試技を76m30でスタートさせた﨑山選手は、2回目はファウル、最後の試技で77m61へと記録を伸ばしたものの、思い通りの1投には至らず。﨑山選手は組15位、ディーン選手は同16位という悔しい結果となりました。





予選B組は、20時45分から競技がスタートし、今回が世界大会初代表となる長沼元選手(スズキ)が出場。1回目にマークした74m70が最高記録となり、組17位で初の世界選手権を終えました。



トラック最初の種目として行われたのは女子200m予選です。全6組で行われ、各組上位3着までの選手と、4着以降の記録上位者6選手が、翌18日に行われる準決勝に進むことができます。日本からは、8月に22秒79の日本記録を樹立したばかりの井戸アビゲイル風果選手(東邦銀行)が5組目に出場。井戸選手は、大会初日の男女混合4×400mリレーで2走を務めて予選(日本新)、決勝(8位入賞)と活躍しましたが、この日は “個人種目での世界選手権デビュー”レースとなりました。
「前半は良い感じで走れた」とレース後、自身も振り返ったように、最初の100mを11秒52(オフィシャルリザルツのデータによる)で通過して4番手でホームストレートに入ると、1つ順位を落としたものの22秒98・5着でフィニッシュ。着順での通過はなりませんでしたが、「+6」の4番目で予選ラウンドを突破しました。なお、世界選手権における22秒台は日本人初の快挙。2011年ベルリン大会で福島千里選手がマークした最高記録23秒25を大幅に上回りました。



女子200mに続いて、男子200m予選も行われました。こちらも、全6組での実施で、女子と同様に準決勝の進出条件は「各組3着+6」です。フルエントリーを果たしている日本勢は、第1組に今大会が6回目の世界選手権となるベテラン飯塚翔太選手(ミズノ)が、第3組にケガからの復帰を果たした水久保漱至選手(宮崎県スポ協)が、そして最終の第6組に今季20秒11まで自己記録を更新してきたエース鵜澤飛羽選手(JAL)が出場しました。
このうち、準決勝進出を果たしたのは、鵜澤選手。最初の100mを3番手(10秒49)で入ると、その位置を維持して20秒39(±0)でフィニッシュ。前回のブダペスト大会、昨年のパリオリンピックに続いて予選を突破し、目標に掲げている決勝に向けて、一歩を踏みだしました。
一方、男子4×400mリレーでの出場だった2019年ドーハ大会を除き、200mに出場した過去4回の世界選手権すべてで予選を突破している飯塚選手は、自国開催の世界選手権で5回目の準決勝進出に挑みました。しかし、コーナーを抜ける際の動きの切り替えにミスが出て、6着(20秒64、-0.2)にとどまり実現はならず。また、前回のブダペスト大会は4×100mリレーでの選出(出走はせず)だった水久保選手は、シーズンベストの20秒51(-0.3)をマークしたものの7着。実質初めての世界大会を終えました。





男子200mの準決勝は、9月18日のイブニングセッションに行われ、21時02分に第1組の号砲が鳴る予定です。

文:児玉育美(JAAFメディアチーム)
写真提供:フォート・キシモト

【東京2025世界陸上】9月13日~21日 国立競技場開催


>>https://www.jaaf.or.jp/wch/tokyo2025/

◆期日:
2025年9月13日(土)~21日(日)
◆会場:国立競技場(東京)
◆チケット情報:https://tokyo25-lp.pia.jp/  


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