新年、明けましておめでとうございます。2015年の年頭に当たりご挨拶申し上げます。
2020年オリンピック・パラリンピック東京大会の決定から、早や一年が過ぎました。2014年は、我が国スポーツ界の新たな一歩が始まった年でありました。
昨年は、アジア競技大会で金メダル3、銀メダル12、銅メダル8を獲得する等の活躍をしてくれました。世界ジュニア選手権大会では、金メダル1、銀メダル3、銅メダル2を獲得するなど、同大会史上最高の成績を収めることができました。若い世代の強化育成が、数年来の成果として実を結び始めております。本連盟は、これまで以上に競技力の向上に努めて参ります。
日本が世界の舞台で活躍するためには、選手のみならず指導者が国際的な経験や指導力を身に付けることが喫緊の課題と考えております。本連盟は、国際的な指導者の育成に向けた、新たな施策を進めて参ります。
また昨今、子どもの体力や運動能力低下など、スポーツ離れが盛んに言われており、スポーツの基本である「走・跳・投」の陸上競技の普及育成活動に努めてまいりますとともに、子どもたちが陸上競技に対して興味や関心を持ち、気軽に陸上競技を始めることが出来る環境を作りたいと考えています。
本連盟は、世の中の流れに対応し、陸上競技界を牽引する役割を果たしてまいります。オリンピック・パラリンピック開催の決定を契機に、様々な施策を打ち出し、それらを成し遂げてゆく組織の充実、自治体や関係団体との連携をより深め、多くの関係者とともに歩み、取り組んで参る所存です。
今一層、皆様のご理解、ご支援をお願いいたしましてご挨拶といたします。