2025.07.25(金)大会

【ホクレンDC2025】第3戦・千歳大会ハイライト~山口智規(早稲田大)が日本選手権に引き続き自己ベスト更新!大会での印象を大きく残す!~



6月14日(水)より、第1戦・深川大会で幕を開けた「ホクレン・ディスタンスチャレンジ2025」。第3戦の千歳大会が、7月12日(土)に千歳市青葉陸上競技場で開催されました。


【今大会の位置づけは…?解説の河野匡さんコメント】



「日本選手権(第109回日本陸上競技選手権大会)終了から中1週間での大会。この大会に出場できなかった選手や、出場しても良い記録(や結果)を得られなかった選手が、リベンジ(記録更新)のために挑む大会だと位置づけられています。」

全266名の選手が出場し、自己ベスト更新者は81名、シーズンベスト更新者は26名という結果に。記録の更新率は40.23%になりました。


それでは、全レースを振り返りましょう!


【ライブ配信(アーカイブ)はこちら!】



【女子3000mB】
田中那奈(しまむら)が、9分19秒99で自己ベストを更新し優勝。解説の河野匡さんが残り1周のタイミングで、「9分20秒を切るかも」とのコメントを残した通りの結果に。その他、2位の森田歩実(東京メトロ、9分24秒24)をはじめ、上位9名が記録を更新した。このレースで早速「PB祭*」に。
*出場者の中で10名以上がPB(自己ベスト)を更新すること。






【北海道米LOVE 女子3000mA】
JANET Jepkoech(倉敷高)が、8分55秒67で優勝。7分45秒でラスト1周に入り、そのまま独走状態でゴールテープを切る。本シリーズ4戦連続出場で4戦とも記録を更新している伊澤菜々花(スターツ)は、3位(日本人トップ)で9分5秒36。自己ベストをまたも更新した。






【男子3000m】
吉居大和(トヨタ自動車)が、7分48秒36で自己ベストを更新し優勝。河野さんが2000m時点で、「最も余裕があるのは吉居くん、少しペースを上げれば7分44秒も狙えるかも」との言葉を残す。この他に記録を更新したのは、2位のBOI Bilith(札幌山の手高、7分54秒49)や5位の杉山魁声(K a o、7分58秒45)を含む12名(PB祭!)






【女子5000mD】
沼田実菜(白鵬女高)が16分8秒54で優勝。沼田選手にとっては初めての5000mのレースになるも*、河野さんからは「良いリズム感、ピッチで押せている」との評価を得る。


*資格記録、自己記録ともに3000mでエントリー。


【女子5000mC】
川西みち(豊田自動織機)が、15分59秒53で自己ベストを更新し優勝。記録更新者は、5位の名和 夏乃子(エディオン)を含む7名。




【男子5000mC】
山下慶馬(関西学院大)が、13分47秒29で自己ベストを更新し優勝。本レースのペースメーカー(以下、PM)は高田康暉(住友電工)と中西大翔(旭化成)の2名。2000mを超えた時点でPMがペースを上げるも、山下が瞬時に付いていく形に。






【女子5000mB】
山田祐実(大阪学院大)が、15分43秒9で自己ベストを更新し優勝。第1戦・深川大会に引き続き、2大会連続で自己記録を更新。PMのワンブイ(スターツ)に終始ピタリとくっつきながら、「ペースを落とさないフォーム」(河野匡さん)でフィニッシュ。




【男子5000mB】
VICTOR Kipkirui(中電工)が、13分24秒41で自己ベストを更新し優勝。優勝インタビューでは、「次戦の北見大会(7月16日・水)に5000mを走るので頑張りたい」とのコメントを残す。日本人トップ(6位)は中村唯翔(SGH)で、13分44秒20(自己ベスト)。全レースの出場者のうち、18名が自己ベストを更新し「PB祭」に。






【ホクレン「スポーツ応援メシ」女子5000mA】
KARIBA Caroline(JP日本郵政G)が、14分48秒28で自己ベストを更新し優勝。本レースでは日本代表選手も出場。第109回日本選手権・10000mで優勝、クミ2025アジア選手権大会・女子10000mで銀メダルを獲得した廣中璃梨佳(JP日本郵政G)は15分4秒11でシーズンベストを更新。また、東京2025世界陸上競技選手権大会の安藤友香(しまむら)は15分21秒16で、ともにシーズンベストを更新。








【PUMA GO-WILD 男子5000mA】
山口智規(早稲田大)が、13分16秒56で自己ベストを更新し優勝。日本選手権・男子5000mでの2位に引き続き、本レースでも好調を見せる。外国人のペースアップにも柔軟に対応し、「13分25秒くらいは超えるのでは?」という河野さんの予想以上の結果を残す。「今日の結果で早稲田記録を更新。歴代の偉大な先輩の記録を超えることに対して、どういった心境ですか?」というM高史さんの問いに対し、「1年目から大学4年間のうちに、竹澤さん(竹澤健介さん)の記録を超える思いでやっていたので、記録を更新することができて良かった」と安堵の表情を見せた。





写真提供:アフロスポーツ


【ホクレンDC2025 特設サイト】

https://www.jaaf.or.jp/distance/




【大会概要】

主催:日本陸上競技連盟
共催:日本実業団陸上競技連合、深川市、士別市、千歳市、北見市、網走市
後援:北海道新聞社、北海道文化放送、読売新聞社
主管:空知陸上競技協会、道北陸上競技協会、道央陸上競技協会、オホーツク陸上競技協会
協賛:ホクレン農業協同組合連合会
特別協賛:プーマジャパン株式会社、NTT西日本株式会社、雪印メグミルク株式会社
協力:韓国実業陸上連盟
運営協力:ディスタンスチャレンジ実行委員会


【ホクレンDC2025大会情報】

https://www.jaaf.or.jp/competition/detail/1948/

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