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◆~「ささえる」人の観点から~
本年から新たにプーマジャパン株式会社、雪印メグミルク株式会社、そして韓国実業団が「ホクレンファミリー」の一員になってくれました。本シリーズは特別協賛のホクレンをはじめ、100社以上の看板スポンサーの温かいご支援、ご協力によって成り立っています。中でも、本シリーズ開催の意義をご理解いただき、開催にご尽力いただいた開催地自治体および地域陸上競技協会をはじめとする関係者の皆さまに改めてお礼申し上げます。今後も更にスポンサーの皆さまにとって、ともに創り上げていく価値のある大会にして行くことにチャレンジしていきたいと思います。また、本シリーズにおいて、その存在無くしては成り立たないと言っても過言ではない延べ51名のペースメーカーの皆さんの献身的な働きにも感謝いたします。電子ペーサーを導入したとはいえ、ペースメーカーの存在が参加選手の安心感につながり、電子ペーサーの効果を最大化していると感じます。その貢献に少しでもこたえられるよう環境設定を進めていきたいと思います。
そして、参加選手を出来るだけ良い条件で走らせてあげたいという強化スタッフのリクエストに照明の光量が少ない中、日没後の種目に大きな写真判定ミスも混乱もなく、審判の皆さまには大変ご負担をかけていると思います。審判運営の皆さまとともに創っていく大会ですので、今後も可能な限り審判運営の負担を減らすためにも周回チップの導入を本格的な検討の必要性を痛感いたします。
◆~「みる」人の観点から~
前半2戦は雨、後半は気温の高い中の観戦になってしまいましたが、本年度も5大会延べ1,500人超の方々に観戦していただけました。また、河野ディレクターとМ高史氏のダブルMCによるLIVE配信も、千歳大会の11.2万回を最高に、現時点(8/29)で5大会を通して48万回を越えるアーカイブ視聴数となっています。本年度も第1戦の北見大会は大会翌日に10万回視聴を超えるなど、全国のホクレン・ディスタンスチャレンジファンの方々がLIVE配信を待ち望んでくれていると実感致しました。しかしながら、本シリーズにおける現地観戦とLIVE観戦という「みる人」の関わり方の2本柱が昨年と比べ双方とも減少しています。これは本年度クラウドファンディングを実施しなかったことで、私たちも大会を作っている一員なんだという意識が希薄になり、単なる観戦者になってしまったのではないかと感じています。来年度は更に「現地観戦」と「LIVE観戦」という2本柱それぞれの「みる人」が、「私たちも一緒にホクレン・ディスタンスチャレンジを創っているんだ」という実感がより得られる機会の提供に向けて、現地観戦の皆さまには、応援を通して選手の記録更新に貢献できる仕掛けやLIVE配信の視聴者には、より画面から視聴者の皆さまの声援が選手に届くような仕掛け、現地観戦の雰囲気を少しでも味わいながら視聴できる仕掛けなどに再びチャレンジしていきたいと思います。
>>ライブ配信アーカイブはこちら(https://www.jaaf.or.jp/distance/)
◆~初心に帰る「転換期」~
以上のことから、ホクレン・ディスタンスチャレンジは「する人」、「みる人」、「ささえる人」全員のパワーを集約し、現場の想いを実現していく手作りの大会であることを改めて見つめ返し、新たなチャレンジを進めていく転換期にあるように感じます。22回を経て初心に帰り、文字通り「チャレンジ」する大会であり続けられるよう取り組んでいきたいと思います。来年度のワクワクできるホクレン・ディスタンスチャレンジに向けて、皆様のご理解と変わらぬご声援、ご支援を宜しくお願い致します。
(文:ホクレンDC実行委員会 木路修平/写真:アフロスポーツ)
ホクレン・ディスタンスチャレンジ2024 大会情報
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