【U20女子5000m】
山本釉未(立命館大・京 都)
優勝
16:18.91
アキレス腱のケガ明けだったので、自分に自信を持ってレースを走る準備がまだできていませんでした。15分台で走りたいと思っていたのですが、自分が目標としていた設定では走ることができませんでした。かなりペースが遅いと思っていて、自分が出なければレースが動かないと思っていました。残り800mくらいで出ることを最後に決めていて、そこで出ることができましたが、それまでに出る勇気と決断を今後のテーマにして練習していきたいです。この試合で一区切り終わって、これからのトラックシーズンや駅伝もあるので、チームに貢献できる走りがしたいです。自信を持って、自分でレースを作る走りができたらいいと思います。
【U20男子円盤投】
松田流輝(中京大・愛 知)
優勝
49m81 ※自己新
目標は特に立てていませんでした。西日本インカレ(7月5日~7日)が来週にあるので、自分が思った動きができたらいいと思っていました。調整し切れなかった部分はあるのですが、楽しい試合だったことは間違いないです。最後(6投目)まで追い込まれていて、そこからどうするかということを考えながら臨んで、記録が出せたことは良かったです。(大学では)練習環境が良くなり、練習時間も長くなったことで自分がやりたいことをできるようになりました。筋力面だけではなく、技術面も成長している感覚があります。大学1年生の間は基礎を固めて、焦らずに2年生から上がってこられればいいと思っています。
【U20男子走幅跳】
大森恵偉音(福岡一高・福 岡)
優勝
7m58(+0.2) ※自己新
1位で記録も驚いています。今シーズンの大会で見つけてきた課題を全部うまくはめて、まとまった跳躍ができました。腰椎分離症のケガ明けから踏み切り前のピッチが上がらないことが課題でしたが、練習でのドリルなどでピッチを上げていく練習をしてきました。着地も横に流れていた部分をまっすぐ着地できるように修正して、今日はまっすぐ着地できました。先生から言われたことにすぐ対応できるのが自分の調整力の高さだと思っています。今シーズン中に7m70台の後半は跳びたいです。今大会でものすごく自信がついたので、(地元福岡での)インターハイもとても楽しみです。
【U20男子棒高跳】
吉田陸哉(関西大・奈 良)
優勝
5m20
跳躍自体はあまり良くなかったです。向かい風で助走が安定しなくて、ポールが立たなかったり、うまく使えなかったり、硬いポールや柔らかいポールを使ったりと定まりませんでした。自己ベスト(5m25)を狙いながら跳躍していたので、納得はいっていません。(最後の5m25は)高さだけは出ていましたが、身体がバーに当たってしまって跳べませんでした。これからも日本選手権の標準記録である5m30を目標に、それ以上も目指しつつ取り組んでいきたいです。早生まれで学年が一つ上(大学2年)ということもあり、負けられない気持ちがあったので優勝できて良かったです。
【U20男子やり投】
渡邉宙(九州共立大・滋 賀)
優勝
68m19 ※自己新
1投目で左脚、2投目で右脚をつってしまって焦りましたが、練習してきたことを出せたので自己ベストを更新できました。これまでは助走でスピードが落ちてしまっていたので、助走をしっかり捌くようにすることと、前に押し込むことを意識して練習してきました。自己ベストを出せたことは良かったのですが、順位よりも70mという記録を狙っていたので悔しい部分が大きいです。まずは大学の雰囲気を知る学年(1年)だと思うので、競技の世界を知って自分自身の競技力の向上につなげていきたいです。大学に進学して自分の投げを毎回、言葉にして振り返ることができるようになったことが一番の成長だと思います。
文:月刊陸上競技編集部
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#運命をかけた決戦