2023.11.14(火)選手

【ダイヤモンドアスリート】澤田結弥がルイジアナ州立大学への進学意思を発表!北口・田中の背中を追いかけ、新たな挑戦を始める

写真:アフロスポーツ

本連盟では、国際大会における活躍が大いに期待できる次世代の競技者を強化育成する「ダイヤモンドアスリート」制度を2014年から展開しています。
この度、第9期認定アスリートの澤田結弥(浜松市立高・静岡)が、アメリカ・ルイジアナ州立大へ進学する意向を固めました!
この後澤田選手は語学試験を受け、正式に入学が確定となります。

ダイヤモンドアスリートとはオリンピックや国際大会での活躍が大いに期待できる次世代の競技者を強化育成する制度で、競技的にはもちろん、豊かな人間性を持つ国際人となり、今後の日本および国際社会の発展に寄与する人材として育成することを狙いとしております。
個を重視したアスリート育成のためのプログラムを準備し、アスリートの成長と競技力向上を多面的にサポート、アスリートを指導するコーチの育成も必須であるため、ハイパフォーマンスコーチ養成と連動したプログラムを展開しています。

この度は室伏由佳 プロジェクトマネージャーから澤田選手へのお祝いのメッセージ、そして澤田選手からルイジアナ州立大学への進学を決めたきっかけや目標についてのコメントをお届けいたします。


【室伏由佳 マネージャー メッセージ】

ダイヤモンドアスリート澤田結弥選手のルイジアナ州立大学(LSU)への進学を心から祝福いたします。
東京マラソン財団様のご支援のもとLSUへの見学が叶い、株式会社GABA様のご提供くださる英会話レッスンにより澤田選手の語学力が向上したことが、この度の留学の後押しとなりました。多大なるご支援を賜り厚くお礼申し上げます。
澤田選手は、第9期生として、国際舞台での活躍が大いに期待される次世代のエリートアスリートとして選ばれました。LSUへの進学は、本プログラムの狙いである、豊かな人間性を持つ国際人の育成を具現化するものです。ご自身が持つ“ダイヤモンド原石”をさらに磨き上げ、日本が誇る国際的なアスリートとしての将来を築くことを期待しております。
この新たなステップが、澤田選手の輝かしい未来への道となることを心から願い、世界の舞台でダイヤモンドのように輝く姿を楽しみにしています。


【澤田結弥選手 コメント】

■進路を決めたきっかけ

昨年の夏にU20世界選手権女子1500mに出場させて頂きました、その時の走りを見てルイジアナ州立大学(LSU) のコーチから声をかけて頂いたのがきっかけです。元々陸上とは関係なく留学に興味は持っていましたが今シーズンは 故障もあり思ったように走ることが出来ず陸上での米国留学に関して前向きに考えることが出来ませんでした。
そんな中、世界陸上ブダペスト大会での北口榛花選手のご活躍、 チェコ人のコーチとの固い絆を知りました。北口選手は自ら行動し何度も海外での指導を乞い、それを実現させ道を切り開いてきたと聞き、私自身もコーチとの面談やビデオ会議を通じてその人柄や指導方針に感化されたいたことを思い返し再度米国留学に挑戦したいと思いました。 高校の顧問の先生からもこの挑戦が多くのことを学び人として成長 ・将来への可能性を広げる良い機会だと背中を押していただきLSUへの進学を決めました。


■進学先での目標

アメリカの大学では文武両道が重んじられています。学業を疎かにしてしまうと大会はおろか練習にすら参加できません。その為、まずは勉強(語学と専攻科目)に一生懸命に取り組みたいと考えています。その上で陸上競技に真摯に取り組みNCAA(全米大学協会)の最も大きな大会(Championship)に出場、活躍できるようになりたいと考えています。
LSUには中長距離でとても速く強い選手達がいます、彼女たちと切磋琢磨して1500mを中心にスピードをつけたいと思います。
またアメリカでは日本とは異なるトレーニング方法を学べますし、 インドアレース、 クロスカントリーなど日本ではあまり経験出来ないことを多く経験 することが出来ると思います。そういったレースを通して海外の選手と互角に戦う力をつけたいです。
大会に関しても観客の盛り上がり、華やかさ、ショー要素も多く含んでいて、こういった環境を楽しみたいと考えています。勿論大学生活を通して多くの友人・ 仲間を作るのも大きな目標です。


■将来の目標

近い将来、1500mのスピードを磨き日本選手権で上位入賞をすることが目標です、その先に国際大会(世界選手権やオリンピック)に出場、活躍できる選手になりたいと考えています。
田中希実選手はこれまで日本人が活躍することが難しいと思われていた中長距離種目においてその概念を覆していて憧れています。田中選手の様にこれまでに誰も挑戦したことの無いことに少しでも挑戦し、世界で戦っていけるような選手を目指します。
留学によって強い選手たちに囲まれながら自分を磨き国際大会でも気持ちで負けないような強さを身に着けたいと考えています。また陸上競技だけでなく語学スキルを身に着けて国際的な仕事を行えるよう、人としても成長していくのが目標です。



【澤田結弥  プロフィール】

専門種目中・長距離
所属浜松市立浜松高等学校(静岡)
生年月日2006年3月1日
学年3年
自己記録1500m:4分12秒87
3000m:9分12秒32
出身中学浜松市立細江中学校(静岡)
指導者杉井將彦(浜松市立高校)

<主な実績>
バサースト2023世界クロカン 日本代表 U20女子6km 25位
第107回日本陸上競技選手権大会 女子1500m 10位
カリ2022 U20世界陸上競技選手権大会女子1500m 6位

>>詳細のプロフィールはこちら 


【ダイヤモンドアスリート】特設サイト

>>https://www.jaaf.or.jp/diamond/

【第9期認定アスリート紹介】その才能で世界を掴め!


■【ダイヤモンドアスリート】修了生北口が活躍の糸口となった経験や自身の信念を語る
https://www.jaaf.or.jp/news/article/17278/
■【ダイヤモンドアスリート】メディア研修レポート
https://www.jaaf.or.jp/news/article/17540/
■【ダイヤモンドアスリート】リーガル研修レポート
https://www.jaaf.or.jp/news/article/17421/

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