こんにちは!日本陸連SDGsプロジェクトチームです。
日本陸上競技連盟(JAAF、以下「本連盟」。)では、陸上を通じた社会貢献を目指したSDGsプロジェクト『#LETSTHINK_(レッツシンク)』の取り組みの中で、今年も3Rのバトンプロジェクトを実施しましたのでご報告いたします。
3Rのバトンプロジェクトとは
10月7日(土)・8日(日)に国立競技場で開催した「みんなでつなごうリレーフェスティバル2023」(以下、リレフェス。)の中で、昨年に続き「3R(スリーアール)のバトンプロジェクト」を実施しました。3Rとは、【Reduce(リデュース)ごみを削減する】・【Reuse(リユース)再使用する】・【Recycle(リサイクル)資源化】を意味し、本企画では、リレフェスに参加いただいた方やご観戦にいらした皆さまから、まだ使えるけど自分では着用しなくなったスポーツウェアやスニーカーを回収し、3つのルートで次の未来につなげることで、衣類ロスと廃棄物の焼却に伴うCO2排出量の削減に取り組みです。
回収した衣類は次の未来へ
リレフェス会場で設置した3Rのバトンプロジェクトブースでは、廃棄される可能性があったスポーツウェア32枚とシューズ15足を回収。回収することで、まずはごみの削減(=Reduce/リデュース)に取り組みました。そしてここから次のステップ。回収したウェアとシューズは、3つのルートで次の未来につなぎました。
事前の呼びかけもあり、多くの皆様に3Rのバトンプロジェクトブースに訪れていただきました。
お客様の中にはSDGsの取り組みに関する掲示を熱心にお読みいただく姿や、ご年配の方がお子様のスパイクを6足もお持ちいただいたり、クラブチームで訪れ、スパイクの試着をしてお持ち帰りいただくといった光景がとても印象に残ります。
活動を終えて
今年も多くの皆様にお越しいただきSDGsに触れていただくことができました。
廃棄予定だったウエアやシューズが、次に必要とされる方のもとに届いたり、資源となって新しいものに生まれ変わる。この活動に携わって、今使っているものの次の未来を意識することで、ものを大切に使ったり、誰かが使っていたものを使わせていただく感謝の気持ちや、再利用してくださることへの感謝も生まれプラスループが生まれることがわかりました。この小さなループがCO2を減らし、やがて地球環境を守ることにつながると信じて、私たちもこの活動をコツコツと積み重ねて行こうと改めて思った次第です。
今回ご協力いただきました皆様ありがとうございました。
来年も是非、「3Rのバトンプロジェクト」へのご協力をよろしくお願いいたします!
【3R(スリーアール)のバトンプロジェクト】
■実施日時:2023年10月7日(土)・8日(日)
■実施場所:国立競技場 1階コンコース(Bゲート付近)
■回収したもの:スポーツウェア(上下)、運動靴、スパイク
■協力:アシックスジャパン株式会社※GREEN BAG PROJECTのみ
※本取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)の2つの目標の達成に向けて実施しました。
■JAAF×SDGsプロジェクト 『#LETSTHINK_』 特設ページ
>>https://www.jaaf.or.jp/sdgs/関連ニュース
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