About

本連盟は、2022年2月に発表した中長期計画「JAAF REFORM」の中で
SDGsの達成に向けて「陸上」の力を活用しながら貢献していくことを表明。
2022年7月1日より陸上を通してSDGsなどの社会的な課題について
みんなで考えて取り組んでいくプロジェクトをスタートし、
これを「#LETSTHINK_(レッツシンク)」と名付けました。

陸上界で考えたこと、取り組んだことを集結させて
みんなでそれをシェアしたり取り入れ合ったりしながら、
それぞれの"ライフステージ"と"未来の社会"をよりよいものにしていきましょう。

アスレティックファミリーの取り組み

#LETSTHINK_2024 取組募集について

#LETSTHINK_2024 取組募集について

  • 2024年
  • 2023年
  • 2022年

アスレティックファミリーの皆さんから2024年の取り組みを募集し、
その中からBEST THNK賞を選定いたしました。

BEST THINK賞

  • 取組概要
    走ることが困難になった義足ユーザーに、走る喜びを再び感じてもらうため、高価な走行部品であるカーボンブレードを安価にレンタルする「ギソクの図書館」を活用して、義肢装具士によるブレードの脱着・有資格者による歩行走行の指導・義足アスリートによるランニング教室を定期的に実施した。
    授賞理由
    さまざまなメーカーの義足ブレードの選定や取付け、取外しを義肢装具士がサポートを行い、初心者でも安心安全に走行できるように有資格者がサポートを行うことで、義足をレンタルするだけでは行き届かなかった部分を補っている。また定期的にランニング教室を開催しており、全国から様々な方が体験することで、障がいを持つ方にとってランニングをより身近なものにしているところが評価に値した。
    受賞コメント
    ご紹介にあずかりましたオスポランニング教師をやらせていただいている義肢装具士の沖野敦郎と申します。今回は、普段、義足のユーザー様を対象としたオスポランニング教室を手伝っていただいているスタッフ、参加していただいている義足ユーザーの方々、また、ブレードを安価にレンタルしてくださっている「ギソクの図書館」の方々に、この場を借りて御礼を申し上げたいと思います。いつもありがとうございます。
    とある義足ユーザーの話をしたいと思っています。60歳で足を切断することになったその方は、足を切断するまでは走ることはおろか、スポーツは全くしていなかったそうです。そして、義足になったことで、上手に歩けなくなってしまいました。その方が、ランニング教室に来た時のひと言が印象深く残っています。「沖野さん、俺、義足になって、普通に綺麗に歩けなくなってしまったんだよね。だからこそ走りたいんだよね」。
    走るというのは、人間の本能的な部分だと私は感じています。本日はこのような賞をいただきまして、誠にありがとうございました。今後も私は義足ユーザーの方が気軽に、いつでも、どこでも、誰でも走れるように、サポートさせていただきたいと思っています。(オスポ代表・沖野敦郎氏)
  • 取組概要
    北海道マラソンを持続可能な大会としていくため、様々なSDGsの取り組みを実施している。2024年大会の新たな取り組みとして、コースとなる北海道大学と連携し、キャンパスで回収された落葉からできた腐葉土を利活用して資源循環を図る「きたみてガーデンSDGs農園プロジェクト」で育てた野菜を、カーボローディングパーティでランナーに提供したり、構内のカフェでその野菜を使用したオリジナルメニューの販売を大会期間限定で行った。また大学の工事で伐採された木を折り返し地点のモニュメントに再利用した。大会パートナー企業であるよつ葉乳業との取組みでは、大会当日と、大会翌日にコースをきれいにしながら走るプロギングプロジェクトを実施した。
    授賞理由
    年を追うごとにSDGsに貢献する活動が増やされており、より深化・進化している。
    陸上を通じたSDGsのわかりやすい例が多く、2024年のプロギングによるコースのクリーン活動や、コースの落葉で育てた野菜をランナーや訪れた人に提供するという循環型で革新的な活動が大会の社会的価値を高め、参加者や観戦者にも広まることで相乗効果を生み出しているというところが評価に値した。
    受賞コメント
    北海道マラソンで事務局長をしております北海道新聞社の豊島と申します。「北海道マラソン2024」の組織委員会を代表しまして、ご挨拶申し上げます。本日はこのような素晴らしい賞をいただきまして、本当にありがとうございます。今年の北海道マラソンは、北海道大学様、よつ葉乳業様と共に、SDGsの取り組みに力を入れた年となりました。それがこのような形で評価をいただきまして、大変嬉しく思っています。
    北海道大学様とは、キャンパスの一部をコースとして使用させていただいているご縁があり、「ほかにも何か一緒にできないか」ということで形になったのが、SDGs農園でした。この取り組みを行うことで、我々大会運営側だけではなく、参加いただいたランナーの方にもSDGsについて考える契機となったのではないかと考えています。また、よつ葉乳業様とは、走りながらごみ拾いをする「プロギング」を企画し、今大会で初めて実施しました。持続可能な社会構築に積極的に貢献しておられるよつ葉乳業様の熱意と北海道マラソンを掛け合わせることで実現できた企画ではないかと思っています。
    北海道マラソンは、これからもSDGsの取り組みが大会の魅力の一つとして認知していただけるよう、新しい企画に挑戦していきたいと思っています。本日いただいたこの賞に恥じぬよう、さらに、歩を進めてまいりたいと思っています。最後になりますが、今回のプロジェクトは関係していただいた皆さんのご協力がなければ成し得ませんでした。この場をお借りして関係者の皆様に御礼を申し上げ、私からのご挨拶をさせていただきます。本日はありがとうございました。
    (北海道マラソン2024組織委員会事務局長・豊島雄作氏)

※BEST THINK賞は2024年12月19日に「日本陸連アスレティックス・アワード」で表彰。


GOOD THINK賞

アスレティックファミリーの皆さんから2023年の取り組みを募集し、
その中からBEST THNK賞を選定いたしました。

BEST THINK賞

  • 取組概要
    児童・生徒の体力低下問題及び健康寿命問題に着目し、陸上競技だけでなく、多種多様な動きを取り入れた運動や、保護者や地域住民が参加できる独自の大会を開催するなど、スポーツの楽しさを広めると共に、子供たちの体力向上や地域住民の健康寿命延伸を図る取り組みを実施している。
    授賞理由
    これまでの「陸上競技」に捉われることなく、将来を見据えて「走・跳・投」を基本に多種目な運動と他競技を取り入れた取り組みは、日本陸連が掲げる競技者育成指針に沿った活動といえる。また、だれもが馴染みやすく参加しやすい環境づくりとして、クラブ会員のみならず、保護者や様々な年代の地域住民が参加できるスポーツ交流会を開催。地域にも大きく貢献している活動が評価に値した。
    受賞コメント
    素晴らしい賞をいただきまして、大変嬉しく思っています。(当クラブは)立ち上げの当初から、子どもたちの体力あるいは運動動作、いろいろな課題が見えましたので、他と違う陸上クラブを運営していこうかなということで7年ほど前にスタートしました。子どもたちの体力向上は、昔で言うきついトレーニングをして身につけるのではなく、楽しいスポーツ、楽しい運動、そういったものをメニューに組み込みました。他のクラブから「あれ、陸上クラブなのかあ」と言われたこともありますけれど、後半は正規の陸上競技の練習をしていただき、各大会でびっくりするような記録で優勝する子、入賞する子がたくさん出ております。
    いろいろと工夫したメニューを考えるのは、ときどきつらいときもありますが、いろいろな運動・スポーツをやらせることで、子どもたちは夢中になってやってくれます。私は「夢中になる」ことが大好きでして、教える側もやはり夢中にならないと、いい指導はできないんだという気がしています。指導者が夢中になって、子どもたちも夢中になる運動・スポーツを、これからも続けていきたいと思います。
    地域の方、保護者の方といったたくさんの大人の方も、運動・スポーツを楽しんでくれております。もっとたくさんの方に運動・スポーツ、そして陸上競技の面白さ、楽しさ、こういったものを伝えていきたいと思います。
    今日は、素晴らしい賞をいただきました。忘れずに、琵琶湖まで持ち帰りたいと思います。本日はどうもありがとうございました。(あけとみ陸上クラブ代表・ 金子敏雄氏)

※BEST THINK賞は2023年12月20日に「日本陸連アスレティックス・アワード」で表彰。


GOOD THINK賞

アスレティックファミリーの皆さんから2022年の取り組みを募集し、
その中からBEST THNK賞、GOOD THINK賞を選定いたしました。

BEST THINK賞

  • 取組概要
    競技を継続する女子選手が少ない点に着目し、陸上に取り組む女子高校生にアンケートを実施して悩みや競技継続のイメージを明らかにしながら、実際に悩みや陸上を続ける魅力について意見交換する交流会を実施。
    授賞理由
    陸上に取り組む中で感じていたと思われる社会問題に通じる課題に、向き合う姿勢。
    その課題に対し、自分たちでできることから取り組んでおり、競技を続けることに不安がある選手に対し、競技継続の一助となり得る取り組みでSDGsの「誰一人取り残さない」という基本理念を体現している。
    受賞コメント
    このたびは、このような賞をいただくことができ、大変嬉しく思っています。私たちは、陸上競技を継続する女子選手が少ないことに問題意識を持ち、今回の取り組みを行いました。今後の陸上界、そして社会に貢献できるような活動を行っていきたいと思います。本日は、本当にありがとうございました。(関西外国語大学女子駅伝部・橋本萌氏コメント)
  • 取組概要
    給水で使用した紙コップが膨大な量のごみとなる点に着目し、紙コップメーカーと連携しながら、給水で使用した紙コップを、翌年の大会会場で使用するトイレットペーパーにリサイクルする取り組みを実施。
    授賞理由
    環境や資源に配慮した取り組みであることに加え、コスト削減にもつながるスマートな競技会づくりを実現している点が評価できる。また、ランナーとボランティアの協力が資源の循環だけでなく、”思いと思いの循環”にもつながり、人と人の心がつながる新たな価値を生み出している。
    受賞コメント
    BEST THINK賞、ありがとうございます。4日前に、13回目の奈良マラソンを終えることができまして、そこでも、この取り組みをさせていただきました。THINK…考えているだけでは、実行しなければ、この賞をいただく資格はないと思っています。この取り組みを実行し、実現していただいた、奈良マラソンに参加するすべてのランナー、ボランティア、関係する皆さまとともに、この賞をいただきたいと思います。本日は、どうもありがとうございました。(奈良マラソン実行委員会事務局次長・林潤氏コメント)

※BEST THINK賞は2022年12月15日に「日本陸連アスレティックス・アワード」で表彰。


GOOD THINK賞

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